360やレックス、サンバーなどスバルの心に刻みたい軽自動車
カテゴリー: クルマ
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2015/09/30
リアエンジン、リアドライブがスバル軽自動車の魂
インプレッサ、レガシィ、レヴォーグ、フォレスター……。どれも水平対向エンジンと四輪駆動というスバルのお家芸を投入したモデルです。「スバル」とは富士重工業の自動車部門のブランド名で、エンブレムには6つの星(六連星=プレアデス星団)が描かれています。
さて皆さん、エンブレムになぜ六連星が描かれているかご存じですか? 富士重工業は1953年7月15日に富士工業、富士自動車工業、大宮冨士工業、東京富士産業、宇都宮車輛という5つの会社の共同出資で創立されました。そして1955年4月に富士重工業が出資5社を吸収する形でひとつの会社になったのです。
エンブレムには「5つの会社がひとつの大きな会社になる」という意味が込められていると言われています。6つの星のうちひとつが大きく描かれているのはそのためです。
冒頭に記したように、スバルというと真っ先に水平対向エンジンや4WD(スバルはAWDと呼んでいます)を思い浮かべる人が多いと思いますが、もうひとつ忘れてならないのが、軽自動車です。
スバルは創立以来、歴史に残る軽自動車の名車を数多く世に送り出してきました。残念ながらスバルは2008年4月に軽自動車の生産撤退を発表。2012年2月末にサンバーが生産終了となり、スバルの軽自動車はダイハツからのOEMのみとなりました。今回はスバルのエポックメイキングな軽自動車を振りかえります。