MTシフトノブ

マニュアル(MT)車の運転、初心者&忘れた人でも大丈夫!

免許はマニュアル(MT)で取得したけれど、教習所以来マニュアル(MT)車に乗ったことがない、という人は意外と多い。

だが、最近では本格四駆やスポーツカーの運転をもっと楽しむために、マニュアル(MT)車にチャレンジしたいといった声もよく聞く。

そこでこの記事では、久しぶりにマニュアル(MT)車を運転する人や初心者に向けて、運転方法やコツをまとめて解説しよう! 併せて、初心者の人にもオススメできるマニュアル(MT)車を5モデル紹介する。
 

 

マニュアル(MT)車とは?

そもそもマニュアル(MT)車は、変速を“手動”で行う車のこと。車はエンジンの回転を減速(回転数を遅くすること)してからタイヤに伝えるが、その減速に使うギアの切り替え=変速をドライバー自身が行うのがマニュアル(MT)車だ。

切り替えられるギアの数は車によって異なり、「○速MT(マニュアル・トランスミッションの略)」などと表記される。現代では5速や6速が一般的だが、トラックなどには10速以上のギアをもつものもある。
 

GR86▲車によってギア数は様々。こちらは6速までギアがあるトヨタ GR86

AT(オートマ)車との違いは?
AT(オートマ)車には「D(ドライブ)」レンジがあり、変速を車が勝手にやってくれる。対して、マニュアル(MT)車の変速はすべてドライバー任せ。どんなギアを選ぶのも自由だ。

構造的な違いは、AT車がエンジンの回転をタイヤへと伝える経路の途中に「トルクコンバーター」という液体の入った装置を用いているのに対して、マニュアル(MT)車はエンジンからタイヤまで駆動系がダイレクトにつながっていること。

そのためギアを切り替えるときには、都度、クラッチペダルを操作して駆動系を断接する必要がある。AT車のペダルはアクセル、ブレーキのみだが、MT車はこれにクラッチを加えた3つのペダルが存在する。
 

MTペダル▲MT車にはアクセル、ブレーキペダルの他にクラッチペダルがある

マニュアル(MT)車のメリット&デメリット
MT車の主なメリットは以下のとおり。

・運転が楽しい! 加速感が気持ちいい!
・パワーロスが少ないため、燃費がいい
・上手に操ればAT車より速い(かも)
・車両価格がAT車より安い車種もある


車を思いどおりに操れる感覚、シフトレバーをコキコキと動かす感触、ダイレクト感溢れる加速! MT車の運転はとにかく楽しい!
 

トヨタ GR86▲MT車をうまく扱うことができれば、きっとAT車よりも楽しむことができるはず!写真はトヨタ GR86

また、上記に挙げた項目以外に、「アクセルとブレーキの踏み間違いによるトラブルが少ない」こともメリットのひとつだろう。発進するにはクラッチ操作が必要なため、ブレーキと間違えてアクセルを踏んでしまったとしても大きな問題になりにくいのだ。

一方で、下記のようなデメリットもある。

・シフト操作、クラッチ操作が面倒(特に渋滞時)
・定期的なクラッチの交換が必要
・設定されている車種が少ない


クラッチの交換頻度は一般的に10万kmに一度程度だが、乗り方によっては交換サイクルが早まってしまうことも。丁寧なクラッチ操作が長持ちさせるコツだ。

そして、MT車を用意する新型車が減ってしまったことは大きなデメリットだが、中古車も含めればまだまだ選択肢はある。
 

日産 シルビア▲1990年代後半まではスポーツカーを中心にMT車が多く存在していたが、最近ではめっきり減ってしまった。写真は日産 シルビア
 

マニュアル(MT)車の運転方法とコツ

では、いよいよここからマニュアル車の運転について解説していこう。

マニュアル車の運転って難しそう……と思っている人も多いかもしれないが、一度慣れてしまえば、意識しなくても手足が動くようになる。とにかく“慣れ”あるのみだ!

マニュアル車の最大の壁はクラッチ操作!

クラッチはエンジンの駆動力を切り離したり、つないだりするための装置。変速時、毎回クラッチペダルを踏んで操作しなければならない。

そのためAT車以上にシート位置をしっかり合わせること、そして操作しやすい靴を履くことが大切になってくる。
 

日産 シルビア▲出発前にシート位置はしっかりと確認、調整しよう
日産 シルビア▲MT車はAT車以上に足を使うことになるため、ペダルを操作しやすい靴を選ぶのもポイント

クラッチペダルを一番奥まで踏み込めば駆動力は0%、足を離せば100%の力がタイヤへと伝達されるが、その途中に半分だけ駆動力を伝える“半クラ”と呼ばれる状態がある。半クラの位置、感触を覚えることが、マニュアル車運転における最初のハードル。苦手な人は、何度も練習してコツをつかもう。

【STEP1:発進時】丁寧に半クラッチを使ってゆっくり動き出す
最近の車は、クラッチペダルとブレーキペダルを踏み込んでいる状態でなければエンジンが始動しないモデルも多い。万が一エンストしてしまったときにも焦らないよう、基本的な動作として癖付けるようにしよう。
 

MTペダル▲このように操作方法が表示されるモデルもあるが、基本的な動作として癖付けるようにしたい

エンジンが始動したら、パーキングブレーキを利かせた状態、右足でブレーキペダルを踏んだ状態のまま、左足でクラッチペダルを奥まで踏み込む。そしてギアを1速に入れる。
 

MTペダル▲止まっているときはブレーキ&クラッチペダルは踏み込んだ状態を維持
MTペダル▲そして、ギアを1速へと入れる

次にパーキングブレーキを解除し、クラッチペダルを少しずつ持ち上げる。エンジンの回転数が落ち、車が前に進もうとする力を感じたらブレーキペダルから右足を離し、アクセルペダルへ。

乱暴にクラッチをつなぐと、エンジン回転数が落ちてエンストしてしまうので慎重な操作が必要だ。
 

MTペダル▲パーキングブレーキを解除
MTペダル▲これがいわゆる“半クラッチ”状態。右足をブレーキペダルからアクセルペダルへと移し、ゆっくりと加速する

車が前に進み始めたらクラッチペダルから完全に足を離す。これで発進はOKだ。バックする場合はギアをR(リバース)に入れるだけで、手順は前進する場合と同じ。
 

シフトノブ▲後退時にはギアを「R」に入れる。なお、車種によってRの位置や入れ方が異なるため、初めて運転する車の場合はしっかりと確認しておこう。ちなみに写真のトヨタ GR86は、シフトノブのスリーブを引き上げながらRへ入れるタイプ

【STEP2:走行時】適切なギアへとシフトアップ
走行中、エンジン回転数が上がってきたと感じ、さらに速度を上げたいならクラッチペダルを踏んでギアを2速へ。同時にアクセルペダルを少し緩め、エンジン回転数を落とす。
 

MTペダル▲ギアチェンジの際には、クラッチペダルを奥までしっかりと踏み込むのがポイント
シフトノブ▲シフトチェンジは、クラッチペダルを踏み込んでいるタイミングで行う

低速での変速時は車の動きがギクシャクしがちなので、特に丁寧に、ゆっくりとクラッチペダルから足を離すのがコツ。2速以上への変速時も同様の手順だ。

【STEP3:減速・停止時】停止時のエンストに注意
下り坂などでエンジンブレーキを利かせたいときや減速するときは、エンジンの回転数に合わせてクラッチペダルを踏んでギアを1段ずつ下げるシフトアップ時と同様、低速時は動きがギクシャクするので丁寧にクラッチペダルをつなごう。

なお、何速まで落とすかは走行速度、エンジン回転数との兼ね合いによって変わるので、こればかりは慣れが必要だ。
 

GR86▲ほとんどのMT車にはエンジンの回転数を示すタコメーターが付いている。減速時にエンジン回転数が下がってきたら1つ下のギアに入れるのがコツ

速度が下がり、車が完全に停止するタイミングではブレーキペダルとともにクラッチペダルも踏んだ状態に。ギアが入っている状態でクラッチペダルを離してしまうと、エンストの原因になるので注意しよう。
 

MTペダル▲車が停止するタイミングでは、ブレーキとともにクラッチペダルを踏むことも忘れずに

【番外編:坂道発進】車が下がらないようにパーキングプレーキを使用
マニュアル車に慣れていない人からは、坂道発進が苦手という声をよく聞く。

基本的な手順は通常のSTEP1の発進時と同じだが、パーキングブレーキを解除するタイミングを少し遅らせて、車が前進し始めてからレバーを少しずつ下げていくのがコツ。こうすればクラッチ操作中に車が下がることはない。

なお、最近の車の中には坂道で後ろに下がってしまうことがないようにアシストしてくれる機能(ヒルスタートアシストなど)を備えたモデルも多い。

どうしても坂道発進が苦手ならば、こういった機能を備えたマニュアル車を選ぶのも手だろう。
 

GR86▲緑色の表示灯がアシストしてくれていることを表している。写真はトヨタ GR86
 

マニュアル(MT)車オススメモデル5選|運転方法を忘れた人や初心者必見!

ここまで、マニュアル車の運転の仕方やコツをまとめてきた。

以下より、前述した坂道発進をアシストしてくれる機能を備えた、MT初心者にもオススメなモデルを5台ピックアップして紹介しよう!
 

トヨタ GR86(初代・現行型)

■生産期間:2021年10月~
■新車時価格:279.9万~363.2万円
■中古車平均価格:359万円
■中古車流通台数:150台(マニュアル車)
 

GR86▲プラットフォームは旧型86から引き継がれたものだが、捻り剛性などは大幅にアップしている

ハチロクの名で知られる国産スポーツカーの雄、AE86の魂を現代によみがえらせたモデルの2代目。新たにトヨタのモータースポーツブランドである「GR」の名が冠された。

全グレードに設定される6速マニュアルは、シフトフィーリングにこだわった作り。引っかかり感を低減し、次のギアに吸い込まれるような滑らかさが実現されている。あえて自然吸気とした2.4L水平対向ガソリンエンジンの楽しさを存分に堪能できるMTだ。

デビューしてからまだ1年半ほどなので、中古車市場に流通している物件数はまだ少なめ。しかし新車に近い物件が多く、全体の約半数は走行距離1万km以下となっている。
 

エクストレGR86イル▲スポーツカーらしい車内。流通する中古車の7割以上を6速MT車が占めている

価格の一例を挙げると、2021年式・走行距離1.1万kmの「2.4 SZ」グレードで総額294.7万円。新車価格よりも25万円ほど安く、中古車相場としては順当と言えるだろう。
 

▼検索条件

トヨタ GR86(現行型)×MT×全国

マツダ ロードスター(4代目・現行型)

■生産期間:2015年5月~
■新車時価格:249.5万~368.3万円
■中古車平均価格:230万円
■中古車流通台数:440台(マニュアル車)
 

ロードスター▲デビューから8年、これまで数多くの改良が実施されてきた。写真は2019年改良モデル

オープン2シーターにはやはり、マニュアルがよく似合う! 4代目ロードスターはグレードによって1000kgを切る軽量化を実現したライトウェイトスポーツだ。

前後50:50の理想的な重量配分を実現するために、エンジンをフロントミッドシップに配置しただけでなく、6速MTも小型化。ショートストロークでダイレクト感のあるシフトフィーリングは比類なき心地よさだ。トルクセンシング式スーパーLSD、リアスタビライザーなどは6速MT車専用の装備。マニュアルながら衝突被害軽減ブレーキなどAT車同様の先進安全装備が標準装備(2018年7月~)となっているのも素晴らしい。
 

ロードスター▲2シーターのタイトな車内。ただし、オープンカーながら、スーツケースが2個入るトランクも備わる

同カテゴリーの中では中古車市場での流通量が多いのも魅力。流通している物件の8割以上が6速MT車となっている。通常グレードに加えて、毎年のように出される特別仕様車も人気だ。

走行距離3万km前後の物件でも、デビュー年に近い年式なら総額170万円から狙える。一部の限定車を除いて、中古車価格相場は年式や走行距離相応と言えよう。アフターパーツが豊富で、カスタマイズも楽しめる1台だ。
 

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マツダ ロードスター(現行型)×MT×全国

ホンダ シビック(6代目・現行型)

■生産期間:2021年9月~
■新車時価格:319万~394万円
■中古車平均価格:310万円
■中古車流通台数:5台(マニュアル車)
 

シビック▲北米市場にはセダンも用意されるシビックだが、国内はハッチバックタイプのみ

手頃な値段で買えるコンパクトカー……というシビックのイメージは、2世代も前までの話。現行型となる6代目シビックは新車価格300万円オーバーの高級ハッチバックだ。

ボディサイズは全長4550mm×全幅1800mmというミドルクラスに入る寸法にまで大型化(それでも先代よりコンパクト)。ドライバーだけでなく、乗る人全員が「爽快」になれる車を目指した。搭載されるパワーユニットは最高出力182ps/最大トルク240N・mを発生する1.5L直4 VTECガソリンターボエンジンと、ハイブリッドであるe:HEV(2022年6月~)の2種類。ガソリン車にはCVTに加えて6速MTが設定される。
 

シビック▲「ホンダセンシング」などの安全装備はCVT車も6速MT車も同様だ

デビューしてからまだ約1年半ということもあり、中古車市場に流通しているのは100台強という状況だ。現在、新車の受注がストップしている関係で、2023年式の物件は極端に少ない。

また、6速MT車は1桁台で、多くの人がCVT車を選んでいることが分かる。ただし、中には走行距離1万km前後で新車価格より30万円近く安い総額の物件も。ファミリーで乗れるマニュアル車が希少であることを考えると、狙ってみる価値はあるだろう。
 

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ホンダ シビック(現行型)×MT×全国

マツダ CX-5(2代目・現行型)

■生産期間:2016年12月~
■新車時価格:246.2万~417万円
■中古車平均価格:240万円
■中古車流通台数:22台(マニュアル車)
 

CX-5▲ディーゼル車に6速MT車が追加されたのは、2018年11月以降のMCから。同時に「G-ベクタリングコントロールプラス」が全車標準装備された

国産クロスオーバーSUVの中でマニュアル車を設定している車種は極めて珍しい。CX-5はその1台であり、デビュー後のマイナーチェンジで6速MT車を追加設定する……という珍しい対応でも話題となった。

CX-5には2.5Lおよび2Lガソリン、2.2Lディーゼルと3種類のエンジンが用意されているが、そのうち6速MTが設定されるのはディーゼルのみ。スポーティなドライビングフィールと、燃費向上を狙ったものだ。実際、6速MT車の燃費は同グレードの6速AT車比で10%以上も向上している。

また、同じマツダ車でもCX-3でMT車が設定されるのは2WDのみだが、CX-5では2WD、4WDの両方でMT車を選択可能。主に欧州市場でのニーズに対応したものだが、MT車の選択肢が増えることは単純に嬉しい。
 

CX-5▲ドライビングポジションについても、よく考えられているインテリア

デビューからすでに6年以上経過していることもあり、中古車市場での流通台数は豊富。しかし6速MT車の比率は少なく、20台弱程度しか流通していない。

ただし、2022年式・走行距離1万km未満で総額285万円前後というリーズナブルな物件も見つかる。希望に合うコンディションの物件を見つけたら、素早く決断した方が良いだろう。
 

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マツダ CX-5(2代目・現行型)×MT×全国

ホンダ N-ONE(2代目・現行型)

■生産期間:2020年11月~
■新車時価格:159.9万~202.3万円
■中古車平均価格:160万円
■中古車流通台数:90台(マニュアル車)
 

N-ONE▲大型リアスポイラーなど、外観もRS専用となっている

可愛らしいフォルムで人気のN-ONEも、「RS」というスポーツグレードに6速MTが設定されている。小排気量ターボエンジンのパワーとトルクを活用するため、クロスレシオ化(それぞれのギア比を近く設計すること)された本格的なメカニズムだ。

トランスミッション内でギアと駆動軸の回転を同調させ、変速しやすくするための機構であるシンクロにもダブルコーンシンクロ、カーボンシンクロなど凝った部品を採用。軽い操作力での変速とショートストローク化を実現した。
 

N-ONE▲かつてのS2000と同じデザインのシフトノブが格好良い

中古車市場に流通しているN-ONEの「RS」はおよそ130台。そのうち、6速MT車の割合は約7割と、かなり多い比率となっている。

走行距離1万km前後の物件でも、総額180万円前後と新車価格より20万円ほど安い価格から狙える。S660の生産が終了した現在、MTを選べる軽スポーツは希少だ!
 

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ホンダ N-ONE(2代目・現行型)×MT×全国
 

【Q&A】マニュアル(MT)車に関するよくある質問

Q.AT(オートマ)限定免許だけどMT車に乗りたい。どうすればよい?
A. AT限定免許を解除するためには、教習所で技能講習を受け、場内審査に合格する方法と、運転免許試験場で一発試験を受ける、という二通りの方法がある。

教習所で限定解除する方法は費用がかかるものの、ほぼ確実に合格できるメリットがある。もう一方の一発試験は費用が安くて済むメリットがある反面、試験に落ちるかもしれないデメリットがある。試験に落ちたら、再度試験を受けるための追加料金が発生してしまう。AT限定免許解除に必要な費用は以下のとおりだ。

【教習所で技能講習・審査を受けるのに必要な費用】
・教習所によって異なるが、おおむね4万~8万円程度
【一発試験の費用】
・試験手数料:1400円+車の使用料:1450円=2850円

Q.ツーペダルマニュアルって何?
A.MT車におけるクラッチ操作を自動で行ってくれるメカニズムのこと。高級スポーツカーなどへの採用例が多く、MT車のダイレクト感と低燃費性と、AT車の手軽さを両立しており、AT限定免許でも運転することができる。トランスミッション内の構造を「奇数ギア用」と「偶数ギア用」に分け、二つのクラッチを使ってスムーズに変速する「ダブル・クラッチ(デュアル・クラッチ)式」と、構造上は通常のマニュアル車とほぼ同じ「シングル・クラッチ式(AGS=オートギアシフトとも)」がある

Q.MT車の方が速くてスポーティなの?
A.本文中で触れたように、AT車はトルコンという流体クラッチを用いている関係で、駆動力の伝達経路でどうしてもスリップが発生する。最近のATは必要に応じてロックアップ(直結)することでスリップを極力減らしているが、それでも発進時のパワーロスは大きい。

すると発進加速では、やはりMT車が有利……かと言えば、そうとは限らない。MT車も変速のためにクラッチを切っている最中はパワーロスしているためだ。いかにMT車の変速操作が得意な人でも機械にはかなわないため、直線勝負ではAT車に軍配が上がることが多い。

一方、ジムカーナやダートラなど車の姿勢制御がキモになる競技においては、MTが有利に働く場面も少なくない。このようにMT車にもAT車にも一長一短ある。競技に出る人でない限り、絶対的な速さを問うのはあまり意味がないかも。しかし、車を操る楽しさに価値を感じるならば、MT車を選ぶことをオススメしたい!
 

文/田端邦彦、写真/篠原晃一、日産、トヨタ、マツダ、ホンダ

※記事の内容は2023年6月27日現在の情報です
 

田端邦彦(たばたくにひこ)

自動車ライター

田端邦彦

自動車専門誌で編集長を経験後、住宅、コミュニティ、ライフスタイル、サイエンスなど様々なジャンルでライターとして活動。車が大好きだけどメカオタクにあらず。車と生活の楽しいカンケーを日々探求している。プライベートでは公園で、オフィスで、自宅でキャンプしちゃうプロジェクトの運営にも参加。

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