スバル インプレッサWRX STI 4ドアセダン【フルモデルチェンジ】
カテゴリー: スバルの新型車
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2010/07/02
4ドアセダンのロードスポーツモデルが復活
意のままに操る愉しさが追求された
↑ボディカラーは写真のスパークシルバー・メタリック、新色のプラズマブルー・シリカを含む全6色
コンセプト
足回りを中心にチューニングが施され
WRX STIの名に恥じぬ走行性能を実現
インプレッサ 5ドアモデルのみにWRX STIとして集約されていたロードスポーツモデルが、4ドアセダンとしても復活を果たした。2007年6月に、現行モデルにバトンタッチをしたインプレッサSTI以来、3年ぶりとなる4ドアモデルの復活だ。WRX STIの新しい世界観を表現するモデルとメーカーでは謳っている。コンセプトは「WRX STIとしての走りを極める」。サスペンションと前後ダンパーは最適化が図られ、これに合わせて車高を5mm下げることで、操縦安定性の向上と確実な路面追従性が実現されている。床下には大型アンダーカバーが配され、空力性能の向上も考慮された。これらシャーシを中心とする改良により運動性能が向上、意のままに操る愉しさが追求されている。
内外装
迫力のあるボディワーク
カラーコーディネイトされた室内
エクステリアは、ワイド・アンド・ローをデザインコンセプトに、新しいAWDスポーツにふさわしい、力強さと存在感を表現しているという。バンパーコーナーの張り出しやフォグランプ回りの処理、エッジを利かせたフェンダーなどにより、力強く安定感のあるフォルムが実現された。フロントグリルは黒を基調としたものを採用。大開口のロワグリルと合わせて、迫力のあるフロントマスクとなっている。インテリアは「大人のプレミアムスポーツインテリア」をテーマに、カラーコーディネイトが刷新された。インパネ、ドアトリム、ステアリングにダークキャストメタリック色を採用。シルバーの加飾部とコントラストにより、スポーティな運転席回りが演出されている。ラグジュアリーなAT仕様のWRX STI A-Lineでは、プレミアムタンインテリアもオプションで用意される。
バリエーション
2Lと6MTの組み合わせによるWRX STI
2.5L+5ATのWRX STI A-Lineも用意
ラインナップは、308ps/43.0kg-mを発生する2Lの水平対向4気筒DOHCエンジン+ツインスクロールターボに6速MTを組み合わせたWRX STIと、300ps/35.7kg-mの2.5L水平対向4気筒DOHCエンジン+ターボに5ATを組み合わせたWRX STI A-Lineの2モデル展開だ。2Lモデルは大型のリアスポイラーで走りを訴求した本格派、2.5Lはオプションで前述のタンインテリアや、サンルーフ(A-Lineプレミアムパッケージに設定)、地デジ対応ナビなども用意するラグジュアリーなキャラクターとなっている。価格はWRX STIが373万8000円、同A-Lineが315万円となる。
POINT
1
力強さと存在感を表現した
迫力のあるエクステリア
2
色のコントラストにより
迫力を増したインパネ回り
3
トランクスルーも用意され
使い勝手も配慮されている
4
2Lターボ+6MT車には
大型リアスポイラーが装備される
SPECIFICATIONS
グレード | WRX STI A-Line | WRX STI | ||
駆動方式 | 4WD | |||
トランスミッション | 5AT | 6MT | ||
全長×全幅×全高(mm) | 4580×1795×1470 | |||
ホイールベース(mm) | 2625 | |||
車両重量(kg) | 1490 | |||
乗車定員(人) | 5 | |||
エンジン種類 | 直4DOHC+ターボ | |||
総排気量(cc) | 2457 | 1994 | ||
最高出力[kW(ps)rpm] | 221(300)/6200 | 227(308)/6400 | ||
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 350(35.7)/2800-6000 | 422(43.0)/4400 | ||
10・15モード燃費(km/L) | 10.0 | 10.4 | ||
ガソリン種類/容量(L) | 無鉛プレミアム/60 | |||
車両本体価格(万円) | 315.0 | 373.8 |
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