トヨタ アクア ▲ラジエターグリルを兼ねる大きなエアインテークや、コの字型をモチーフにしたポジションランプが配されてモダンな表情に仕上がる次期アクア。全長は現行モデルと同じ4050mmに据え置かれるようだ

カタログ燃費20%向上

手ごろなハイブリッドカーとして、個人、法人問わず支持されて販売台数を伸ばしてきたアクアが、2代目に生まれ変わる。トヨタ初採用のアイテムも数多く用意される次期モデルをじっくり見ていこう。

次期アクアの発表日が2021年7月19日に決まった。現行モデルは、2011年12月に発表されてから9年以上前のこととなる。

コンパクトな車体を利点にして、優れた公称燃費を追求してきたアクア。現行モデルは、WLTCモード29.8㎞/Lをマークしている。

モデルチェンジでは、これが一気に6㎞/Lも向上して35.8㎞/L(最良モデルの値)に達することが判明した。これは、ヤリスHV同様リチウムイオン電池の採用によるところが大きいのかもしれない。

トヨタ アクア▲特徴的な横長バックウインドウと縦長コンビランプが踏襲されて、アイデンティティが保たれるリアビュー。ワイパーはバックウインドウ内に格納されて、すっきりとした印象に変わる。バンパー下部のガーニッシュがスポーティさを演出
トヨタ アクア▲エンジンはヤリスHVとおなじ1.5L直3ユニットが用いられる。吸気側に電動VVTが採用されたロングストロークのエンジンだ
トヨタ アクア▲目標のひとつに高剛性を掲げて開発された、GA-Bプラットフォームを採用。すでに、ヤリスに採用されているがアクアにはホイールベースが50mm長いバージョンが用いられて後席居住性が高められる

トヨタ初のワンペダル機構も盛り込まれるドライバビリティでは、50㎞/hまでのモーター走行が可能。さらに、ペダルの踏み間違え頻度を減らしてドライバーの負担軽減を図る仕組みがトヨタで初めて取り入れられる。

これは最近トレンドになっているワンペダル運転に近い発想で、アクセルペダルから足を離したときの回生力を強めることで従来以上に減速Gを発生させる構造だ。

ただし、ドライバーが不慣れだとギクシャクしてしまうため、日産の「eペダル」のようにON/OFFが切り替えられることが理想的だが果たして次期アクアはどうなるのか。

次期アクアは、全長が現行モデルと同じ4050mmに据え置かれる。その一方、ホイールベースは50mm延長されて後席居住性が改善される。

併せて全高は30mm上がって前後席ともに頭上空間も拡大、圧迫感が解消される。ヒップポイントが高められて、乗降性が見直されるとの情報もある。

内装では、10.5インチの大型ディスプレイ付きオーディオが用意される。コネクティッド技術も取り入れられ、空調やパワーウインドウも音声で操作可能になるという。

一代で高い知名度を築き上げてロングセラーと化したアクアは、進化する環境性能と安全面を武器にしてモデルチェンジ後も支持を集めることだろう。

トヨタ アクア▲当時のヴィッツと同じプラットフォームに、2代目プリウスゆずりの1.5Lハイブリッドが移植されたコンパクト2BOXが現行アクアだ。絶妙なパッケージングが話題を呼び人気を集めた

※2021年5月28日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません【諸元・スペック】

■予想発表時期:2021年7月19日
■全長×全幅×全高:4050×1695×1485(mm)
■搭載エンジン:1.5L 直3+モーター

text/マガジンX編集部
photo/マガジンX編集部、トヨタ