BMW M5【フルモデルチェンジ】
カテゴリー: BMWの新型車
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2011/07/26
日常におけるオールラウンドな機能性はそのままに
比類なき個性を発揮するスポーツセダン
↑ボディカラーは写真のモンテカルロ・ブルーを含む全16色
コンセプト
プレミアム感、ラグジュアリー性能に加え
ドライビングダイナミクスを追求
BMW M社が手がけるハイパフォーマンスなモデルがMシリーズにあたる。今回登場したM5は、プレミアムセグメントにおける高性能セダンとして、1984年に初代モデルが誕生してから5世代目となる。初代のコンセプトを受け継ぎながら、サーキットにおける最高の運動性能とプレミアムセグメントにおけるラグジュアリースポーツセダンとしての要素が備えられた。ドライビングダイナミクスにおいては、数々の最新テクノロジーが採用されたことで、新しい次元の走りが実現されている。
内外装
ダイナミックなエクステリア
高級感を高めたインテリア
エクステリアはノーマルの5シリーズをベースに、BMW M社によるMエアロダイナミクス(フロントエプロン、リアスカート、サイドスカート、ワイドホイールアーチ、フロントサイドパネル、リアスポイラー、サイドシル、ドアミラー)が施された。これらにより、ダイナミックなデザインを獲得。各エレメントは高いパフォーマンスの表現にもひと役買っているという。また、高級感のあるダブルスポークデザインの19インチMライトアロイホイールの装備により、アスリートのような印象をさらに色濃くしている。
インテリアはブラックパネル技術を採用した専用メーターパネルや、新設計のレザーカバーセンターコンソール、Mマルチファンクションシートなど、スポーツカーのコックピット感覚と高級アルミ製インテリアトリム、ルーフライニングなどによるラグジュアリーなインテリアとの融合が目指された。
バリエーション
Mツインパワーターボテクノロジーなど
数々の最新テクノロジーを採用
エンジンは本モデルで初採用となる、Mツインパワーターボテクノロジーによる高回転型の4.4LのV8で、最高出力560ps/最大トルク680N・mを発生。エンジンオートスタート/ストップ機能付き7速ダブルクラッチトランスミッションとの組み合わせにより、最高出力が約10%、最大トルクも約30%向上。同時に燃費の改善とCO2排出量を30%以上削減している。走りの装備としては、7速ダブルクラッチミッションにドライブロジックシステムを採用。ATのようなドライブモード(D)およびMTのようなシーケンシャルモード(S)の両方で、素早く滑らかな変速を行うことが可能。さらに、リアアクスルに備わる多板クラッチを使った電子制御式リミテッド・スリップ・デフと言える、専用開発の「アクティブMディファレンシャル」や、走行条件やドライバーの好みに応じてダンパーを設定する電子制御式ダンパーなども採用された。
モノグレードで、価格は1495万円となっている。
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