▲おなじみのスバル顔をはじめ、メイン市場の北米で好まれそうなデザインをまとって登場する次期レガシィ。カムリやアコードといった日系セダンとのガチンコ勝負は避けて通れないだろう ▲おなじみのスバル顔をはじめ、メイン市場の北米で好まれそうなデザインをまとって登場する次期レガシィ。カムリやアコードといった日系セダンとのガチンコ勝負は避けて通れないだろう

スクープ班が、ほぼ完成形のCGを作成

主力車種を毎年モデルチェンジしていく旨を公言しているスバル。2018年は、同社で最も売れている車でもあるフォレスターを一新した。次いで2019年に世代交代を果たすのは、フラッグシップ的存在であるレガシィだ。

スクープ班がつかんだ情報を基に、つくりあげたCGが上記だ。現行モデルやインプレッサG4と同じく、のびやかなシルエットに仕上げられる。フロントドアからリアコンビランプへと至るキャラクターライン、ウインドウグラフィックスを補うリアドア後方のガーニッシュなどが特徴的。

六角形のラジエターグリルには横バーが並び、端正な印象がもたらされる模様だ。

SGPプラットフォームの採用により、運動性能が向上

リアには、現行モデルよりも上下幅の薄いコンビランプが採用される。バンパー下部のディフューザー風ガーニッシュと相まって、ワイド感が訴求される。なだらかに傾斜したバックウインドウが、流麗なシルエットを作り出している点は現行モデルと変わらない。

また、待望のSGP(スバルグローバルプラットフォーム)が起用されることで運動性能が高まり、他のラージ4ドアセダンとは一線を画す商品力が備わるだろう。

併せて見逃せないのが、海外仕様の6気筒エンジン廃止と引き換えにボクサー4ターボがラインナップされることだ。用いられる2.4Lボクサー4ターボは、最高出力260psを発生。すでに海外専売SUV、アセントに与えられている。

レガシィとアセントは、同じ北米工場で組み立てれることもあり、ユニットの共用は効率アップにもひと役買うこととなるだろう。

次期レガシィは正式発表に先がけ、2018年秋のLAモーターショーでコンセプトモデルを披露か。市販バージョンは、2019年のニュヨークモーターショーでワールドプレミアされ、国内では同年初夏に正式リリースされる可能性が高い。

▲次期レガシィは、2018年秋のLAモーターショーにデザインコンセプトが出展された後、2019年4月のニューヨークモーターショーで市販版が公開される可能性が大▲次期レガシィは、2018年秋のLAモーターショーにデザインコンセプトが出展された後、2019年4月のニューヨークモーターショーで市販版が公開される可能性が大

※2018年9月22日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

【SPECIFICATIONS】
■予想発表時期:2019年4月
■全長×全幅×全高:4850×1850×1500(mm)
■搭載エンジン:2.4L水平対向4気筒+ターボ

text&photo/マガジンX編集部