▲バンパー下端まで連続する大きなスピンドルグリルが与えられ、インパクトが増すレクサスLX570。国内でも売り出されてレクサスの商品群が充実する ▲バンパー下端まで連続する大きなスピンドルグリルが与えられ、インパクトが増すレクサスLX570。国内でも売り出されてレクサスの商品群が充実する

国内導入に合わせてフロントフェイスが進化する

ランクル200系の兄弟車でありながら、5.7LのV8という豪快なエンジンを引っさげて、秋にも国内デビューを果たすだろうレクサス LX。同車の現行モデルは8年前の2007年ニューヨークショーで、2008年モデルとして発表され、以来、海外で販売されてきた。2012年のマイナーチェンジでスピンドルグリルが採用されたフロントマスクとなり、現在に至っている。

ところが、2015年8月頃の国内発表に合わせて、再びマイナーチェンジが実施されることが判明した。すでに採用されているスピンドルグリルは大胆なデザインに進化し、いっそう迫力ある表情が作り出される。

▲写真にて、LXのフロントマスクの変遷を紹介。こちらは2008年モデルで、ランクル200系の面影が濃厚だ ▲写真にて、LXのフロントマスクの変遷を紹介。こちらは2008年モデルで、ランクル200系の面影が濃厚だ
▲2013年モデルではスピンドルグリルが与えられた ▲2013年モデルではスピンドルグリルが与えられた

今回のマイナーチェンジでは、ヘッドランプの形状も見直されるようだ。フェンダー側への回り込み量が増すとの情報もある。また、バンパー左右のダクトにはブーメラン型の逆L字オーナメントが配され、内側には2灯式のLEDフォグランプが備えられる。

フロントノーズに収まるV8エンジンは最高出力360psを発揮し、高速走行からトルクが必要となるオフロード走行まで幅広くこなしてくれることだろう。高い走破性をもたらす「クロールコントロール」をはじめ、4輪アクティブハイトコントロールなど、SUV特有のデバイスはランクル200系から流用される。

国内のレクサスSUV商品群では、RXが秋に一新される予定で、2014年に投入されたNX、ここで紹介したLXと相まって多彩な選択肢が揃う。より幅広い客層を取り入れるための準備がまもなく完了する。

※2015年5月21日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

【SPECIFICATIONS】
■予想発表時期:2015年9月
■全長×全幅×全高:5010×1970×1920(mm)
■搭載エンジン:5.7L V8

text&photo/マガジンX編集部