スバル レガシィ予想イラスト|ニューモデル速報

インプレッサ、XV、フォレスター、BRZなどヒットを連発するスバル。そんな勢いのあるメーカーの看板モデルであるレガシィの次期型に迫る

レガシィ新型セダンは来年6月に登場か!?

ダウンサイジングユニットで海外のライバルを追撃

ボディサイズが拡大し国内ユーザーからはある意味、遠い存在になってしまった現行モデルだが、北米などの海外マーケットでは支持されている。その点で、次期レガシィはスバルの中期経営計画の目標であるグローバル販売85万台を達成する鍵となるといっても過言ではない。

今回、キャッチした情報はセダンに関するものだ。次期型も現行モデル同様に、傾斜したバックウインドウを踏襲した滑らかなルーフラインとなり、洗練された印象がより強調される。フロントのサイドウインドウには三角窓が設置され、フラッグタイプのドアミラーが採用されるなどインプレッサと似たデザインとなるだろう。

フロントフェイスには、スバル独自のヘキサゴン(六角形)グリルを採用。ボディサイドに配された凸状のシャープなキャラクターラインによって、メリハリのあるルックスとなる。全幅は若干拡大されるようだが、このラインによって引き締まった雰囲気となるだろう。

現行モデルが作られたのは、スバルの車づくりに“迷い”が見られた時期だった。そのため、後にデビューしたインプレッサやフォレスターと比べ、明らかに乗り味が異なる。良く言えば「大らか」で、悪く言えば「緩さ」を感じさせた。この走りは、環境性能の改善と並ぶ克服すべき次期型の課題に掲げられている。

パワートレインでは、小排気量ターボの搭載に期待が高まる。新世代のFB型1.6Lボクサー4エンジンにターボを組み合わせ、2~2.5LのNAエンジン並みの出力がもたらされるだろう。トランスミッションは当然CVTが採用される。次期モデルの登場は、2014年初夏が予定されている。

※2013年8月29日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

車づくりに“迷い”が見られた時期に開発・投入された現行モデル(写真)。次期型では環境性能の向上と並んで走りの質感向上も図られる

車づくりに“迷い”が見られた時期に開発・投入された現行モデル(写真)。次期型では環境性能の向上と並んで走りの質感向上も図られる

次期モデルでは、水平対向エンジンは1.6Lのダウンサイジングユニット(写真)に変更される。2~2.5LのNAエンジン並みの出力特性が与えられるようだ

次期モデルでは、水平対向エンジンは1.6Lのダウンサイジングユニット(写真)に変更される。2~2.5LのNAエンジン並みの出力特性が与えられるようだ

予想発表時期2014年6月
全長×全幅×全高4775×1800×1500(mm)
搭載エンジン1.6L 水平対向+ターボほか
■Photo&Text/マガジンX編集部