日産のEV、リーフの認定中古車制度がスタート
2013/08/28
近年の車のキーワードは「エコ」。燃費の良さが車選びの重要な要素になっているが、究極のエコカーといえば、ガソリンを一切消費しない電気自動車(EV)だろう。その代表格である日産リーフの「認定中古車制度」がスタートした。より安心して中古のリーフに乗れるようになる。
10数年前まで電気自動車は未来の乗り物だったが、現在は広く認知され身近な存在となった。しかし「急にバッテリーが壊れたら…」「寿命はどのくらいなのか」など、購入に対し不安を覚える人もまだまだ多い。そんな不安を払拭することを目的に作られたのが、前述の「認定中古車制度」というわけだ。“認定”とあるとおり、その中古車は日産が定めた以下の基準をクリアしたものとなる。
●バッテリー容量の合計が12セグメントの車両(新車時から1セグメントも減っていない状態)
●修復歴がない車両
●外観傷や内装傷、故障部位について補修、修復済みの状態の車両
●走行距離5万km未満の車両
●初度登録年月日からの経過が4年(48ヵ月)以内の車両
上記すべての条件を満たす車両が認定中古車となる。認定車には特典が付いており、5年10万kmまでのバッテリー容量が保証されるほか、バッテリーをより長もちさせる使い方がわかる「バッテリーアドバイスシート」と、EV用の定期点検・整備がパックになった「EVメンテプロパック」も無償でサービスされる。
こういった制度を実施するのは、日産が製品に対して絶対の自信をもっている証でもある。現在は日産のリーフだけでなく、三菱のi-MiEVなど、様々な電気自動車が中古車市場に流通している。ガソリン代がかからない、地球に優しいといったメリットをもちつつ、中古車の購入においても安心が付いてくる電気自動車は、今、狙い目のカテゴリかもしれない。
- 日産自動車、「日産リーフ」 の認定中古車制度を開始(日産自動車)
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
【試乗】新型 フィアット 600ハイブリッド|ドライバーをとりこにするハンドリング、これぞイタリアンコンパクト!
【試乗】新型 フォルクスワーゲン ゴルフ R|走行性能アップでクルージングからサーキットまでこなす“真のオールラウンダー”へ!
巨匠 ジウジアーロがデザインした中古で買える輸入車を5モデル選んでみた
【試乗】新型 ヒョンデ インスター ラウンジ|かわいい見た目に安心感を兼ね備えたコンパクトEV
自由と絶景とハプニング! ルノー アルカナで行く神様が集まる「神津島」への旅
【試乗】新型 アウディ S5アバント|エンジンフィールが気持ちいい! マイルドハイブリッドを備えた新ネーミングの基幹モデル
【神秘を巡る1500km旅】ルノー アルカナ、出雲へ行く
【試乗】新型 フォルクスワーゲン ゴルフ GTI|速い! そして洗練度を増した走り! これはまさに“大人”のホットハッチ!
【試乗】ミニ ミニクーパー|アイデンティティは色濃く健在。真骨頂はダイレクトなハンドリング!
ディーゼル車とは? ガソリン車との違いやメリット・デメリット、人気中古車ランキング一覧TOP10を紹介!