スズキ カプチーノ後継車 予想イラスト|ニューモデル速報

東京モーターショー開催年である今年。スズキがあるモデルを出品する予定だ。それが、FRの軽オープンスポーツとして人気を博したあのカプチーノの後継モデルだという

競合2メーカーの独占を防ぐ軽オープンスポーツを投入

スズキ悲願の軽スポーツが復活

2013年11月23日から東京ビッグサイトで一般公開される「第43回東京モーターショー」において、注目を集めそうなのがオープントップを持つ軽自動車だ。2014年にホンダがビート、ダイハツがコペンを復活させることは予告済み。プロトタイプが展示されることは間違いない。

そこへスズキが割って入るというから面白くなりそうだ。考えてみれば、ホンダとダイハツが真っ向からぶつかる軽オープンを披露するのに、あのスズキが、ただ指をくわえて眺めているはずがない。スズキ社内では2車とライバル関係になる軽オープンが密かに開発されているだろう。

スズキの軽オープンといえばカプチーノが思い出される。1991年に発表されたカプチーノは、ホンダ ビート、マツダ オートザムAZ-1とともに軽オープンスポーツカー市場を盛り上げた。2014年には、再び軽オープンブームが再来するかもしれない。

カプチーノ後継車がどのような装いで登場するかを予想しよう。ルーフはかつてのカプチーノほど複雑ではなく、単純な格納式トップになる可能性が高い。軽量化を重視して幌が採用されるとの見方もある。

駆動方式は初代カプチーノのFR方式ではなく、FF方式が前提となっている。これは市販化にGOサインが出た際、短期間で発売にこぎ着けるためだ。三つどもえの混戦が予想される軽オープン市場。今後も注目していきたい。

※2013年7月11日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

コンセプトモデルとして東京モーターショーに出展される模様。ルーフは透明の樹脂性バリオルーフが採用されるなどコンセプトカーらしい提案が盛り込まれる

コンセプトモデルとして東京モーターショーに出展される模様。ルーフは透明の樹脂性バリオルーフが採用されるなどコンセプトカーらしい提案が盛り込まれる

1990年代にビートとともに軽オープンスポーツブームを築いたスズキ カプチーノ。車好きが集まれば、峠ではどちらが速いという熱い議論が交わされていた

1990年代にビートとともに軽オープンスポーツブームを築いたスズキ カプチーノ。車好きが集まれば、峠ではどちらが速いという熱い議論が交わされていた

予想発表時期2013年11月
全長×全幅×全高3395×1475×1240(mm)
搭載エンジン660cc 直3
■Photo&Text/マガジンX編集部