ヤンチャでファンキーなお父さんに見られる車

家族で使うことも考えながら、ちょっとファンキーな車って意外と数多く存在しているものです。個性を求めると輸入車をオススメしてしまいがちですが、国産車でも見逃されているものがあるものです。気になる車は中古車カタログや物件をチェックしてみてください。ファミリィカーとして、こんな選択肢があったか、と思うものがあるかもしれません。

第5位は三菱トライトン(現行)。ピックアップを家族で使う、という発想は日本に定着していないように思えます。海外では商用に使いながら家族でも使う、という個人事業主オーナーが多いように見受けられます。ちょっとワイルドなイメージもありますし、日本では新しいトレンドになるかもしれません。荷物をポンポン放り込めるので、いかようなアクティビティにももってこいでしょう。SUVやステーションワゴンもいいのでしょうけど、ピックアップで遊ぶのも新しい手です。

第4位はアウディ オールロードクワトロ(旧型)。A6がベースのクロスオーバー車です。ちょっとマジメなセダンがベースで、ルックスは決してアグレッシブではありません。しかし、2.7Lツインターボエンジンはものすごい加速力をもたらしてくれます。スポーティカーに乗りたいけど、家族を説得できない人にはうってつけ。ステーションワゴンの機能性はもちろん、アウディというブランドイメージがもたらす清潔感で押してみましょう。しかも最近、安くなってきてお得感たっぷり。

第3位はアルファロメオ アルファ156GTA(旧型)。日本で人気を博したアルファ156がベースになっている、スポーツカーです。トルクフルな3.2LエンジンをMTで操れば、相当な高揚感を味わうことができます。独特なアルファサウンド、味わえるうちに味わっておくべきだとも思います。新車時価格は結構高く、デビュー当初はライバルの欧州車に目が向きがちでした。ようやく値段もこなれてきて、購入の決断をしやすくなっています。バカっ速いわけではないですが、快感を教えてくれます。

第2位はクライスラー300C(現行)。プラットフォームを旧型M・ベンツEクラスと共有している300C。中身はいたってマジメなのですが、クラシカルな雰囲気とともにちょっとワイルド系入っています。若者にも人気ですし、中高年が乗っても似合わない車ではありません。むしろ、中高年が乗ると“ファンキー"な雰囲気が演出できるかもしれません。洋画に出てくるようなイケてるパパが演出できる、とでも言っておきましょう。子供ウケもいいと思うのは担当者だけでしょうか?

第1位はホンダレジェンド(現行)。国産車で初めて300psのエンジンを搭載した車です。ホンダが誇るセンサー技術が満載されていて、走るハイテクマシンと呼んでもいいくらいです。フロント/リアだけでなく、左右まで駆動力配分してくれるんです。結果として、驚くほどのコーナリング性能を得ています。ライバルに比べて人気が低いのが、ちょっと不思議なくらいです。もうちょっとしたら、レジェンドの凄さが認められるのでしょうか。走らせたら間違いなくヤンチャです。

フォトコレクション

写真:第5位:三菱トライトン(現行)|なんでもベスト10

第5位:三菱トライトン(現行)

写真:第4位:アウディオールオードクワトロ(旧型)|なんでもベスト10

第4位:アウディオール ロードクワトロ(旧型)

写真:第3位:アルファロメオ156GTA(旧型)|なんでもベスト10

第3位:アルファロメオ アルファ156GTA(旧型)

写真:第2位:クライスラー300C(現行)|なんでもベスト10

第2位:クライスラー300C(現行)

写真:第1位:ホンダレジェンド(現行)|なんでもベスト10

第1位:ホンダレジェンド(現行)

Report / 古賀 貴司