ポルシェ 911はアスリート!カヌー選手・羽根田卓也が語る911の魅力
2018/09/03

カヌースラロームの羽根田卓也選手は、欧州を拠点にトレーニングに励むある日、こんな打診を受けた。「ポルシェドライビングアスリートとして、アンバサダー契約を結びませんか?」。もちろん断る理由などなかった。羽根田選手は永遠の人気者、ポルシェに乗って何を感じたのか。そして世界で活躍するトップアスリートだからこそ共感したポルシェ 911の魅力とは?
「ポルシェ911はいつまでも操っていたいクルマでした」

「アンバサダー契約のことを聞いたときは、驚いて声が裏返りました(笑)」と羽根田選手は振り返る。しかし後日、実際にポルシェに乗ってみると「なるほど……」と思ったという。

「まるで、アスリートのようなクルマだと感じましたね」
ポルシェに乗った印象は衝撃敵で、これまでマカン、カイエン、ボクスターと乗り継ぐと、ぐいぐいポルシェの世界にハマっていった。

すっかりポルシェに魅了された羽根田選手。そこで取材当時、まだ乗ったことがなかったポルシェを代表する名車「911」に試乗してもらった。
「911といえばスポーツカーの代名詞なので、硬い乗り心地をイメージしていましたが……。むしろ圧倒的にしなやかですね! 柔らかい筋肉をいかしたフットワークは軽く、体幹もしっかりしているから動きにずれがない。まさに、クルマの世界のアスリートだと思いました」

911の動きに羽根田選手は感銘。その走りには、カヌーにも通じる面白さがあったという。
「競技では思ったまま、寸分の狂いもなくカヌーをコントロールできなくてはなりません。ポルシェは、まさにそういう動きをしてくれます。安定して走れるので神経質にさせられることもなく、『ココ!』と言うところでダイナミックな瞬発力も発揮する。だから、運転していてすごく気持ちがいい。いつまでも操っていたくなりますね」
世界が認める911の実力。その素晴らしさを、カヌースラロームの世界で多くの人に感動を届ける羽根田選手だからこそ、より鮮明に感じることができたのかもしれない。

ポルシェが運転を楽しく、移動を楽にしてくれた
メダルを取ったことをきっかけにポルシェとの縁ができました。そしてポルシェとの縁をきっかけにドライブの楽しさを知ったのですが、911には楽しさを通り越した“悦楽”があります。伝統と人気のあるモデルゆえに、いろいろなタイプがあるんですね。
PROFILE
羽根田卓也:カヌースラローム選手。ミキハウス所属。“ハネタク”という愛称で親しまれている。2016年の「リオデジャネイロオリンピック」では、アジア初となる銅メダルに輝いた。現在は東京オリンピックを目指し、各大会で活躍中。
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