神田錦町ラボ


ガソリン価格高騰の時代を生き抜く必勝法!

博士:ガソリン代が高いのであ~る!
助手:確かに困りものですね。どこまで上がるんだろう・・・。
博士:そこで、だ。ワトソン君。
助手:・・・フクダです。
博士:燃費を少しでも良くする方法はないものか?
助手:やっぱり速度を落として走ってみるのが一番かと。
博士:うむ、確かにそうじゃな。・・・よし、結論!究極のエコランは「走らないこと」であ~る!
助手:いや博士、それじゃ身も蓋もないですって。車は走ってナンボでしょうが。
博士:おお、そうじゃった。車は走らんと意味がないな。ならば検証あるのみ。ついて参れタカダ君。
助手:・・・・・・。
博士:今回の検証方法じゃが、こんな方法はどうじゃろう?時速80km/h巡航と100km/h巡航で、どれだけ燃費が変わるかを計測するのじゃ。20km/hの差がどれだけ燃費に影響を及ぼすか。どうじゃ?良い検証方法だと思うのじゃが。
助手:さすが博士!だとすれば一般道はストップ&ゴーを繰り返すため、一定の状態で計測できないので、速度を保てる高速道路で検証しましょう。
今回の検証方法
今回の検証方法 車に装備されている区間燃費計を使用し、高速道路で計測。計測距離は片道約50km。エアコンやオーディオなど日常使用する装備はそのままに、巡航速度を変えて検証した
助手:検証車のフィットには区間燃費計があるので便利ですね。今回はそれを使って検証しましょう。
博士:ルートは私の自宅がある市原から、鴨川シーワールドまでの片道50kmで検証を行うとしようかのう。運転は私に任せておけ!・・・で、どれがアクセルじゃったかの?
助手:助手ですが、運転席へ行かせてもらいます。
博士:まずは100km/巡航じゃな。
助手:驚くほど回転数が低いですね。1900回転ですよ。大排気量車でもなかなかこんな低い回転数では走れません。騒音も少ないし、かなり快適に走れます。
博士:そうかそうか。で、燃費はいかほどじゃった?
助手:18.5km/Lです。かなりの好燃費ですよ。
博士:これは期待以上の数値が出たな。
助手:では帰りは80km/h巡航で測ってみます。
博士:うむ、頼んだぞ。
助手:80km/h巡航はさらに回転が低く、1500回転です。
博士:こちらの燃費はいかほどじゃった?
助手:燃費は10・15モード燃費を超え、21.7km/Lです!
博士:次は排気量の違う車でも検証してみたいのぅ。
助手:軽自動車だともっと違いが出るかもしれませんね。
博士
飯田橋博士
何か気になりだすと、徹底的に検証したがる名物博士。猪突猛進な性格だが、いつも大事なところが抜けている。IQ200を超える真の天才
助手フクダ
助手フクダ
博士に惚れこみ研究のお手伝いをする勤勉な助手。博士の穴を巧みにカバーし、錦町ラボを正しい方向へ導いている


今回の検証車両
ホンダ フィット

ホンダ フィット

テスト車両に使用したのは、専用セッティングを施したサスペンションやスタビライザー、パドルシフトなど(MTの設定もあり)多くの専用装備が採用された「Road Sailing」の名をもつRS。1.5Lエンジンに7速CVTが組み合わされている。10・15モード燃費は19.6kmをマークする実力派

従来型からのキープコンセプトとしながらも、優れた性能が評価され、2007-2008日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した

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今回の検証結果※高速道路区間の50kmで測定
ホンダ フィット 検証終了 ●100km/hで巡航した場合=18.5km/L
●80km/hで巡航した場合=21.7km/L

巡航速度が異なると、燃費にも差が出ることが判明。
その差は3.2km/Lと大きいものだった。
次回は排気量のさらに小さい軽自動車で同一の検証を行う