第15実験:1000円以下の格安カーグッズの実力を検証! Part1 【神田錦町ラボ】
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2008/07/11
■格安でもあなどれないカーグッズの実力を見た!
助手:さぁ博士、始まっちゃいましたよ、神田錦町ラボ。今回のネタ、何も用意してないんですが・・・。博士:案ずるなフクダくん。私がしっかり考えておる。カーライフを豊かにする100円ショップグッズの実力検証じゃ。
助手:ひゃ、ひゃくえんショップ?
博士:キミみたいな若人は行かないかもしれんが、時間をもて余しているワシなどは御用達じゃ。ずーっと店内にいて、いろいろな商品を眺めているのが楽しくて・・・。カーグッズ以外にもいろいろな商品が売られているしな。
助手:その実力を検証してみるってことですか?
博士:そのとおり!普通のカー用品店で1000円近くで売られているグッズが、100円ショップでは100円。チト不安じゃろう?「大丈夫なのか?」と。
助手:それは確かに。
博士:そこで、じゃ。今回はエアゲージをチェックしてみようと思う。
助手:え、エアゲージが100円売ってるんですか?
博士:そうじゃ、正直不安じゃろう?だからこそ検証するんじゃ。ワシが自前で買った1980円のエアゲージと数値を比較してみようじゃないか。
助手:それはおもしろそうですね。タイヤの空気圧は燃費にも響くというから、しっかりチェックしたいところですもんね。
博士:ついでと言ってはなんじゃが、空気圧が違うとどれだけ燃費が違うかも検証してみようじゃないか。
助手:では早速始めましょう!
■今回の検証方法
100円のエアゲージと1980円のエアゲージで、それぞれ空気圧を計測した場合、どれだけの違いがあるかを検証。また、空気圧が違うことでどれほど燃費に影響を及ぼすかもあわせて検証する。検証車両はアルファ147セレスピード。
助手:1980円のほうから見てみましょう。100円のエアゲージと1980円のエアゲージで、それぞれ空気圧を計測した場合、どれだけの違いがあるかを検証。また、空気圧が違うことでどれほど燃費に影響を及ぼすかもあわせて検証する。検証車両はアルファ147セレスピード。
博士:200kPaじゃな。適正空気圧より20kPaほど低い。
助手:では100円のほうは・・・と。おっ!200kpaです!
博士:なんと!同じじゃないか!ホントかオイ!もう一度やってみたまえ。
助手:やってみますよ?・・・ほらやっぱり200kPaですよ。
博士:す、すごいじゃないかフクダくん。ワシは絶対違うと思っていたぞ?
助手:ボクもですよ博士。コレは驚きですねホント。
博士:よし!ではこのまま燃費テストに行こう。
助手:適正空気圧より低い状態でいいんですか?
博士:うむ。ひとまずそれで燃費を測り、そのあと適正に合わせたパターンも検証して比較してみよう。
助手:では往復100km、行きは高速、帰りは一般道でやりますか。
博士:よし、では出発じゃ。
助手:結果は8.8km/Lですね。
博士:は、早いな。結構時間をかけて計測しとるんじゃが…。
助手:それは博士、大人の都合ってものがありますから。
博士:それはわかるのじゃが…。
助手:今度は適正値で燃費を計りますから、さっさと空気圧を適正値にしてください。
博士:ホントは5時間くらいかかっておるのに・・・ブツブツ。
助手:100円のやつで空気圧を適正の220kpaにしてどうなったか。気になる燃費は9.2km/Lにアップしました!
博士:お!上がったか。0.4km/Lと聞くと大したことないように思えるが、パーセンテージにすれば約5%じゃからの。これは大きなメリットじゃ。
助手:それが100円でしかも正しいとなれば、ぜひ使いたいところですね。
博士:モノが確かなのであれば、値段が安いにこしたことないからな。こういった格安ショップをうまく利用すれば、カーライフをより充実したものにできるわけじゃ。
■飯田橋博士
何か気になりだすと、徹底的に検証したがる名物博士。猪突猛進な性格だが、いつも大事なところが抜けている。IQ200を超える真の天才
■助手フクダ
博士に惚れこみ研究のお手伝いをする勤勉な助手。博士の穴を巧みにカバーし、錦町ラボを正しい方向へ導いている。
■今回の検証グッズ
●エアゲージ
100円ショップの代名詞ともいえるダイ○ーで購入したエアゲージ。
正式名称はタイヤゲージ(ダイヤル型)となっている。測定限度圧は350kPa
正式名称はタイヤゲージ(ダイヤル型)となっている。測定限度圧は350kPa
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