スバル レガシィB4/ツーリングワゴン/アウトバック【一部改良】
カテゴリー: スバルの新型車
タグ:
2012/06/01
新世代ボクサー2L直噴ターボエンジンを採用
↑ボディカラーは、写真のディープシーブルーパールを含む全6色。右は新開発のボクサー2L直噴ターボエンジン
水平対向エンジンと4WDというスバルの血統を伝承する人気のミディアムサイズモデル、レガシィの一部改良が行われた。今回の改良では、「全性能進化」をコンセプトに、「デザイン」「環境・燃費」「走り」「安心・安全」の4つの要素の進化が図られた。最大のトピックは、新グレード「2.0GT DIT」の追加設定だ。このモデルは、2Lの水平対向直噴ターボエンジンと従来型を改良した高トルク対応リニアトロニックを組み合わせ、専用の足回りやブルーを基調にした内外装デザインを織り込み、スポーティで上質な世界観を演出するハイパフォーマンスと環境性能を高い次元で融合させた。
内外装の変更に目を向けると、エクステリアはスバルアイデンティティを表現したヘキサゴングリルやヘッドランプ、ワイド感を強めたバンパーなどでフロントフェイスを一新。
アウトバックでは、スバルアイデンティティの表現に加え、より“力強さ”を強調した専用グリルとバンパー、大型フォグランプを採用し、アウトバックらしさとスバルSUVシリーズのフラッグシップとしての存在感を表現したとメーカーはうたっている。
室内では、インストルメントパネルの加飾パネルをダークメタリック調に変更。全体的にスポーティなイメージが与えられた。また、シート表皮は全モデル上質感のあるものに変更されている。
装備面では、電動パーキングブレーキやSI-DRIVEのスイッチの配置を見直すことで、操作性の向上が図られた。また、メーター中央に 3.5 インチのカラー液晶を採用し、エコドライブをアシストする燃費情報の表示や、EyeSight(ver.2) の動作状況を表示するマルチインフォメーションディスプレイ付ルミネセントメーターが採用された。
今回の改良では、2.5Lエンジンにも手が加えられている。従来型に対して、日常的に使用する中低回転域のトルクを向上させることで、軽い踏み込みでもレスポンス良く加速感が得られる軽快な走行性能と優れた燃費性能とのバランスが考慮された。CVTもパーツやレイアウトを最適化することで、軽量・コンパクトで優れた燃費性能を実現。さらに、レスポンスを向上させ、軽快な走りが演出される。また、インプレッサで採用されたアイドリングストップも展開されている。
価格は、セダンであるB4のエントリーグレード、2.5iの226万8000円から、3.6L水平対向6気筒エンジンを搭載するアウトバックの最上級グレード、3.6R アイサイトの372万7500円まで。エントリーグレードは若干の値上げ、最上級グレードは逆に小幅なプライスダウンとなっている。
グレード | B4 2.5i | ツーリングワゴン2.0GT DIT | アウトバック 3.6R アイサイト |
駆動方式 | 4WD | ||
トランスミッション | CVT | 5AT | |
全長×全幅×全高(mm) | 4745×1780×1505 | 4790×1780×1535 | 4790×1820×1605 |
ホイールベース(mm) | 2750 | 2745 | |
車両重量(kg) | 1440 | 1600 | 1580 |
乗車定員(人) | 5 | ||
エンジン種類 | 水平対向4DOHC | 水平対向4DOHC+ターボ | 水平対向6DOHC |
総排気量(cc) | 2498 | 1998 | 3629 |
最高出力[kW(ps)rpm] | 127(173)/5600 | 221(300)/5600 | 191(260)/6000 |
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 235(24.0)/4100 | 400(40.8)/2000-4800 | 335(34.2)/4400 |
10・15モード燃費(km/L) | 14.0 | 13.2 | 10.0 |
ガソリン種類/容量(L) | レギュラー/65 | プレミアム/65 | レギュラー/65 |
車両本体価格(万円) | 226.8 | 359.1 | 372.75 |
スバル レガシィB4/ツーリングワゴン/アウトバック【一部改良】/新型車速報・新車情報