3月

[フルモデルチェンジ]トヨタ クラウンマジェスタ

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パーソナルもショーファー・ドリブンもOKな新型マジェスタ

3月26日に発表される予定の5代目新型マジェスタは、ホイールベースが75mm延長され、2925mmに。その延長分すべてがリアシートの足元スペース拡大に充てられる。結果、前後乗員間隔は1mを超えて1040mmに達し、改めて新型マジェスタが、ショーファー・ドリブン(VIPの送迎)需要を重視していることがわかる。とはいえ、全長は5mを切る4990mmに収まる点は注目だ。


もちろん、注目点は居住スペースの拡充だけではない。新型ではLS600h同様、リアシートを左右に分割するセンターコンソール付きの4人乗り仕様もラインナップ。このコンソールには格納式テーブルや大型収納ボックス、カップホルダー、シート調整スイッチなどが内蔵されており、後席乗員に最上の移動空間が提供されるようだ。


さらに、万一の時に後席乗員を守る世界初のセンターエアバッグも組み込まれている。これは横から衝突された際に後席乗員同士がぶつからないよう、左右席を仕切るように開くユニークな形状のエアバッグだ。 また、リアシートをリクライニングさせた状態で追突されると、サブマリン現象が起こる可能性があるため、追突される危険性を感知した時にシートバックが自動で起き上がるプリクラッシュ・シートバックも世界初設定された。


このように後席重視の内容を紹介すると、何だか自分でステアリングを握って運転を楽しむ車ではないように感じられるかもしれないが、決してそんなことはない。前述の装備が与えられるのは最高峰グレードのGタイプFパッケージで、同じ4.6LのV8エンジン&8速ATが搭載される他グレードも用意される。なかでもAタイプLパッケージは、専用デザインの17インチアルミホイールや本革シート、前席ベンチレーション、電動ムーンルーフなど、パーソナル所有にふさわしい装備が多数盛り込まれている。

予想スペック

・全長4990mm×全幅1810mm×全高1475mm

・4.6L V8

予想価格帯

・600万~800万円

4月

[フルモデルチェンジ]トヨタ ウィッシュ

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グレードごとに異なる全幅が与えられる新型ウィッシュ

スレンダーなスタイル、手頃なサイズと価格がウケて大ヒットしたウィッシュも、4月上旬にも2代目へとバトンタッチされる。新型は外観では、フロントマスクに現行の縦長ヘッドランプに代わりストリーム似の横長ランプが採用され、ボディサイドではBピラーがブラックアウト化。フロントドアからリアクォーターまで、ガラスが連続するイメージが演出される。


全長は現行モデルより30mm延長され4590mmとなり、全高は現行モデルと同じ1590mm。面白いのは全幅がグレードごとに異なる点で、エアロパーツの付いていない標準モデルは1.8L、2Lとも5ナンバー枠に収まる1695mmだ。一方、エアロパーツ装着車はワイドフェンダーが装着される影響か、全車3ナンバー幅となり、1.8Lは1725mm、合わせてオーバーフェンダーも装着される2Lは1745mmに達する。


インテリアは、1列目にはセパレートシートが、2列目には6:4分割のベンチシートがそれぞれ継承される。ただし、これまで助手席シートバックに設けられていたテーブルは2列目の背面に移設。なお、2Lのエアロ仕様にはキャプテンシートが引き続き奢られ、3列目には新たにリクライニング機構が追加される。

5月

[フルモデルチェンジ]トヨタ プリウス

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クラスアップによりライバルとの差別化を図る新型プリウス

手頃な価格をセールスポイントに掲げて登場したインサイトに対し、次期プリウスはクラスアップを図ることでホンダ インサイトとの違いを強調。とくに注目したいのが搭載エンジンの変更で、現行モデルの1.5Lから新世代の1.8Lにスイッチされ、動力性能に余裕が与えられる。


ハイブリッドシステムでは、長寿命化やコンパクト化が可能なリチウムイオン電池が用いられるのでは? といった希望的観測もあったが、十分な安全性や実用にたえる性能&耐久性が確認されていないことから、ひとまずニッケル水素バッテリーの踏襲に落ち着いたようだ。


フォルムは現行モデルに似た滑らかなシルエットに仕立てられるが、インテリアは大きく変わる。サイドウォークスルーも可能だったインパネには新たにセンターコンソールが設けられ、運転席と助手席の空間を仕切ることでコックピット感覚を強調。これまでインパネに設置されていたシフトレバーはこのコンソール上に移動し、手が届きやすくなる。


装備関係では、ソーラーベンチレーションが見逃せない。これは炎天下に駐車している時、換気ファンが太陽電池によって駆動し、室内の熱気を外へと逃がす機構で、トヨタ車初採用。キーレスリモコンからエアコンがONにでき、乗車前から室内温度を下げておくことができる。

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  4月 5月 6月 7月 8月 9月
トヨタ ウィッシュ
(FMC)
プリウス(FMC)   アイシス(MC) マークX
(FMC)
ランドクルーザープラド(FMC)
日産   ラパンOEM(N) 新型商用バン(N) モコ
(一部改)
  オッティ
(一部改)
ホンダ エアウェイブ
(一部改)
ストリーム(MC)       CR-V(MC)
マツダ     ビアンテ
(一部改)
アクセラ(FMC)   AZ-ワゴン
(一部改)
スバル     レガシィ
(FMC)
サンバー
(MC)
  プラグイン・
ステラ(追)
三菱   デリカD:5 V6(追)   iMiEV(N)   アウトランダー(MC)
スズキ   SX4(MC) ジムニー(追) MRワゴン
(一部改)
  ワゴンR
(一部改)
ダイハツ     ミラ・ジーノ(FMC)      
輸入車 VWポロ(FMC)          
※このカレンダーはあくまでも発売予想です  新型=N フルモデルチェンジ=FMC マイナーチェンジ=MC 一部改良=一部改 追加モデル=追
Text&Photo(CG、Illust)/マガジンX編集部