おろしたて中古車は軽自動車以外にもあるんです!

今回ご紹介するのは、ある特定の一台ではありません。カーセンサーで「おろしたて中古車」と呼ぶ車です。おろしたて中古車とは登録しただけの未使用車など、走行距離が極端に少ない物件のことで、新車とほぼ同じ状態の車が、新車より安く買えることに大きなメリットがあります。

新車と同じ状態とはいえ、登録は済ませているので、定義上は中古車。それを新車と同じ値段で販売するわけにはいきませんからね。車両価格だけでなく、税金など諸費用も安く済むため、基本は使用感のない新車狙い、でも新車はちょっと高くて…という人にはもってこいの、賢い買い方と言えます。
  • ホンダ オデッセイ 走り(フロント)|おいしい中古車
  • トヨタ アルファード|おいしい中古車
↑キープコンセプトながら、中身は大きく進化したオデッセイ(左) 最上級ミニバンの代名詞アルファード(右)にも、おろしたて中古車は数多く存在する
唯一デメリットを挙げるとすれば、好きなグレードやカラーが選べないという点です。しかし、最もおろしたて中古車が流通するのは決算明けの4~5月。ということは、このタイミングが選択肢が増えて、好みのグレードやカラーが選べる確率が高くなるわけです。中古車購入に妥協はつきものですが、妥協なしにしかも安く買えるなんて、とってもおいしいと思いません?

車に詳しい人なら、「でもそれって軽自動車でしょ?」と言う方もいらっしゃるかもしれません。確かに最も多いのは軽自動車です。しかし、意外と知られていませんが、200万円オーバーの車であっても、おろしたて中古車はしっかり存在します。おまけに最近はナビやETC、サンルーフといった人気装備の付いたおろしたて中古車も多いので、好みの条件と合致する可能性も高いんです。

条件によっては新車より50万円以上安く手に入る!

例えば、昨年の10月に登場した新型オデッセイ。まず台数ですが、走行50km以下の物件が23台あります(5/7現在の全国の流通台数)。これって実は全体の流通量の約4分の1に当たるんです。その中の一台は、人気の2.4Mのブラックで、価格は245万円。新車価格が259万円なので、たいして安くないじゃんと思われるかもしれませんが、さにあらず。

人気オプションの純正HDDナビ(バックモニター付き)やETCなどが付いてこの値段なんです。オプション代や諸費用のことを考えれば、新車で買うより50万円以上安いはずです。これがもし、新車購入の場合の条件と合致していたなら、メチャメチャオトクですよね。
  • スズキ ワゴンR 外観|おいしい中古車
  • HDDナビ|おいしい中古車
  • サンルーフ|おいしい中古車
↑軽の王様ワゴンRのおろしたて中古車は1000台以上(左) 最近のおろしたて中古車は、ナビやサンルーフといったオプションを装備した物件も多い(中右)
オデッセイ以外でも、ミニバンで言えばトヨタのアルファード。国産ミニバンの最上級モデルに当たるアルファードだって、50km以下の物件は26台あるんです。

もちろん軽自動車の定番であるワゴンRの台数はハンパないです。その数(走行50km以下の物件)なんと1040台。全体の7分の5を占めています。これだけあったら好みに合致しない物件などないでしょうが、上で述べたように、軽自動車以外にもおろしたて中古車は存在しています。

「新車が欲しい、でも高い」という人は、狙っている車種をぜひ一度検索してみてください。下のバナーをクリックすることで、走行距離5000km以下のおろしたて中古車の一覧を見ることができます。おろしたて中古車の流通量が豊富な今なら、好みに合った一台が見つかるかもしれませんよ。

おろしたて中古車|おいしい中古車

Text/金子剛士