こだわりの車に子供を乗せれば、
車好きに育つ?

5月5日はこどもの日、ということで子育ての相棒になる車をピックアップしてみました。一般的にはミニバンやステーションワゴンをオススメするのでしょうが、ちょっと人とは違う車選びを提案したいと思います。予算は安いものから、ほどほどに高いものまで千差万別。子育て中だからって、乗る車の選択肢が少ないということはありません。気になる車は中古車カタログや物件をチェックしてみてください。

第10位はポルシェカイエン(現行)。デビューから7年の月日がたち、ようやく300万円台後半から狙えるようになってきました。ファッションモデル、スポーツ選手、ミュージシャンなどがよくファミリィで使っていることでも有名なカイエンは、実にオールマイティ。ちゃんとスポーツカーの走りを堪能させながら、SUVとしての使い勝手も持ち合わせています。こんな車に乗れる子供は幸せです。友達からはうらやましがられるでしょうし、立派な車好きに成長してくれることでしょう。

第9位はM・ベンツRクラス(現行)。まだ中古車相場が300万円台後半から、というのが玉にキズです。デビューから3年しかたっていないので、しょうがないのでしょうが・・・。威風堂々としたスタイルは、家族っぽい雰囲気が少ないです。だから多目的に使えるミニバンとして、誰が乗ってもちょっとオシャレ。ミニバンなのに、ちゃんとプレミアム感を演出できているのは立派です。大人6名乗車しても、疲れ知らずな走りを満喫できます。小さな頃から知っておきたい味わいです。

第8位はルノーアヴァンタイム(絶版)。ドアは大きくてガバっと開く、ミニバンスタイルのクーペです。狭い駐車場では隣の車にドアが当たりそうになるので、チャイルドシートに子供を乗せるのに多少の手間はかかるかもしれません。でも、そんな手間が後々思い出になるようにも思えます。ミニバンくらい視線は高いのにクーペですし、ボタン一つで窓やサンルーフが全開になる機構が設けられています。既成概念にとらわれないユニークな車に乗ることで、子供もユニークに育つ?

第7位はプジョー307CC(現行)。子供がいるからって、オープンカーをあきらめる必要はありません。しかも307CCはメタルトップルーフを採用しているので、クーペとオープンの両方を満喫できます。“変身モノ”のアニメが好きな子供にとっては、307CCをロボットのように感じるかもしれません。また小さい頃からオープンカーに慣れ親しむことで、きっと開放的な子供に育ってくれることでしょう。オープンエアを楽しみながら家族でドライブする姿を思い浮かべただけで、微笑ましいです。

第6位はアウディS4アバント(旧々型)。荷物をたくさん積めることが重要、という人にオススメします。また、走る楽しさを忘れられない旦那さんには特にオススメです。S4アバントは荷物が積める実用的なステーションワゴン、と奥様を説得しやすいです。200万円台で本格的なスポーツワゴンが狙えるんですから。キッチリカッチリとした質実剛健さは、車の佇まい、室内、走りすべてににじみ出ているかのようです。奥様がステアリングを握れば、ギャップも演出できてカッコいいです。

木曜日には第5位から1位を発表します。

フォトコレクション

写真:第10位:ポルシェカイエン(現行)|なんでもベスト10

第10位:ポルシェカイエン(現行)

写真:第9位:M・ベンツRクラス(現行)|なんでもベスト10

第9位:M・ベンツRクラス(現行)

写真:第8位:ルノーアヴァンタイム(絶版)|なんでもベスト10

第8位:ルノーアヴァンタイム(絶版)

写真:第7位:プジョー307CC(現行)|なんでもベスト10

第7位:プジョー307CC(現行)

写真:第6位:アウディS4アバント(旧々型)|なんでもベスト10

第6位:アウディS4アバント(旧々型)

Report / 古賀 貴司