ホンダ レジェンド ▲フォグランプ内臓のダクトが、中央インテークから切り離され、ワイド感をもたらすメッキモールが装着される。フロントウインドウ上部のカメラは2個に倍増

視線をそらしてもOK

日産がスカイラインで実用化させた、プロパイロット2.0は、自動運転時代への大きな一歩と捉えることができる。手放し状態で走行可能なハンズオフが実現されたわけだが、次は視線を前方からそらすアイズオフが登場する予定だ。その最先鋒となるのが、ホンダだ。

ホンダは、アイズオフをどこよりも早く実用化を目指して、開発を進めている。

2019年7月に、報道陣向けに開催されたホンダミーティングで、同車は高速道路での車線変更支援と、渋滞時自動運転を準備していて、2020年に実用化することを予告した。

カメラやレーダー、ドライバーの様子を監視するカメラ、高精度地図などで構成されるシステムの中で、渋滞時にテレビやDVDを視聴できる機能が備えられる。

もちろん、万一システムに不具合が出ても、車が即座にお手上げにならないよう、制御系は二重に設計される。

前述のとおり、2020年の実用化が目指されているが、2019年秋の東京モーターショーで、その一部が先行アピールされる可能性もある。

※2019年10月11日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

【諸元・スペック】
■予想発表時期:2020年7月
■全長×全幅×全高:5030×1890×1480(mm)
■搭載エンジン:3.5L V6+モーター
 

text&photo/マガジンX編集部