▲「大きすぎないけれど荷物はたくさん入る。個性的であまり他の人とかぶらない車種なのも気に入っています」と語る美人妻・サキさん ▲「大きすぎないけれど荷物はたくさん入る。個性的であまり他の人とかぶらない車種なのも気に入っています」と語る美人妻・サキさん

ペーパードライバーの強い味方。安全対策機能が目白押し

車は数多あれど、美人が選ぶ車がどんなものか気になるところ。本日取材に応じてくれた美人妻は、最近車を購入したという笑顔がキュートなサキさん。スポーティな黒のボルボ V40 T4を慣れた手つきで乗りこなし、駅まで迎えにきてくれた。コンパクトな車体からは想像がつかないほど中は広々として余裕があり、温かさを感じさせる内装はいかにも北欧の車らしい。女性に人気が高いのもうなずける。

「最初は両親から車を譲ってもらったところから始まった車生活。都内だと必要ないという人もいますが、子供の送り迎え、わたしの習い事への往復、重い荷物を運ぶ買物には欠かせません。月に1回コストコでトイレットペーパーや炭酸水などを大量買いするのがルーティーンになりました(笑)車のない生活はもう考えられないかも……」

良いのはその器量だけではない。弾むように明るく通った声で、サキさんはマイカーライフを快活に語ってくれる。「つい車内で会話が弾んでしまい、前の車が信号停車しているのにブレーキを踏むのが遅れた瞬間、フロントガラス下部が赤く点滅し、危険を知らせてくれました。それだけではなく、車線変更の際にバックミラーやドアミラーで確認しきれない死角に後続車がいれば、ドアミラー横のランプが点灯して教えてくれます」

「前の車との車間距離をとりながら、自動で設定した速度まで上がるんです。危険動作をすればアラームがすぐに発動する。長い期間ペーパードライバーでしたし、都内を車で走るのは自信がなかったのですが、この車なら安心して運転することができます」

美人は独身時代、自分で車を運転する機会よりも、男性に運転してもらい助手席に座る機会の方がずっと多かったはず。人妻となりいざ運転しようと思っても、久しぶりの運転は勘が戻らず駐車も不安だ。妻となり母となった美女が頼れるのは、もはや恋人ではなく、超優秀なメカへと進化した車そのものなのだ。
 

▲道路標識が自動的に読み込まれ、メーターパネルに表示。ディスプレイデザインも個性的だ ▲道路標識が自動的に読み込まれ、メーターパネルに表示。ディスプレイデザインも個性的だ
▲ボタンひとつでエンジン起動。「キーを回す手間がなくワンタッチでエンジンがかかるので、もはや家電感覚です(笑)」とサキさん ▲ボタンひとつでエンジン起動。「キーを回す手間がなくワンタッチでエンジンがかかるので、もはや家電感覚です(笑)」とサキさん
▲これが車の頭脳! 前方の車や人を認識し、危険が迫ったらブレーキをかけるシステムだ ▲これが車の頭脳! 前方の車や人を認識し、危険が迫ったらブレーキをかけるシステムだ

車のおかげで家族の時間が増えた

「車を持つようになって、家族で出かける機会が圧倒的に増えました。雨の日のテンションが車だとまったく違うのには開眼です!」

大きな目をキラキラさせながらサキさんが見せてくれたのは、最近ハマっているという一眼レフカメラで撮影した家族のアクティビティの様子。

「シーズンならではの様々なレクリエーションを息子に体験させられるのがうれしいです。秋の初めには梨狩り、晩秋にはサツマイモ掘りに行きました。都会育ちの息子に、土の匂いや木の感触を教え、季節ごとの旬の味や自然を感じさせることができています」

写真の中で、美人妻の隣で笑う旦那さまの美男ぶりにも驚く。しかもお勤め先は世界有数のIT企業。有能なビジネスマンとして忙しく過ごしているそう。

「毎日帰りは遅いのですが、週末の運転はパパが担当してくれますよ。居眠り運転しようものなら、車が警告音を出してくれるので安心です。カメラを使って運転手の状況を解析するんですって。まだその機能が効果を発揮したことは、幸いにもありませんが(笑)」

そうやって茶目っ気たっぷりに語る良妻賢母な美人妻、優しくて仕事ができるイケダン、そしてかわいい子供。絵に描いたような幸せで美しい家族に寄り添うボルボは、心なしか得意げに見えた。
 

text、photo/五十嵐琴音