第10回 BMW 7シリーズ 【おいしい中古車】
2007/11/30
■新車時1000万円の現行型BMWが1/3で手に入る!?
メーカーが威信をかけて作り上げたフラッグシップモデルは、当然のことながら、走りの質や内装の質感などは最上級クラスです。中でも輸入車のフラッグシップはステイタス性も抜群。現行型であればなおさらです。しかし、いかんせん高い。「そりゃ良いのは分かってるけど、高嶺の花すぎてハナから眼中にないよ」とおっしゃるのもごもっともです。
ですが、そろそろ眼中に入れていただきたいモデルが300万円以下で登場しました。ブランドコンセプトとして『駆けぬける歓び』を謳う、BMWの最上級サルーンとして登場した7シリーズです。もちろん旧型じゃありません。“現行型”が300万円以下なんです!新車時価格が1000万円近い、一般庶民には手の届かないプライスで登場してから早6年。高嶺の花だった7シリーズが、今や現実的に狙える金額になってきたのです。
↑クリス・バングルの個性が光る斬新なデザイン(左) 高級感の中にスポーティ感を上手に加えるあたりがBMWらしい(右)
ここで簡単に300万円前後で狙える7シリーズの紹介をします。まず、搭載されるエンジンはV型8気筒の3.6Lと4.4Lの2種類。これに組み合わされるミッションは、世界で初めて採用された6AT。今ではBMWのみならず、さまざまな車種で同じような機構が採用されている「iDrive」もこのモデルから搭載。数々の革新的な技術を投入したことでも話題になりました。シフトレバーはステアリングそばに設置され、iDriveとあいまって運転席まわりはとてもシンプル。内装の質感は最上級ですから言わずもがな、ですね。木目パネルに本革シートなど、フラッグシップならではの高級感が存分に味わえる作りです。
さらに細かいところを言えば、ドアは開けたところでストップする無段階のドアストッパー式。加えて半ドアでも自動的に閉まるオートクロージャー機能が付いています。ボタンを押してエンジンをかける演出にもそそられるものがあります。
■ライバルのM・ベンツと比べても圧倒的に“お買い得”な現実
さて、では実際に300万円以下で買える物件はどうなのか。「走行10万kmオーバーばっかりだろ?」とお思いのアナタ、残念!実は300万円以下でも、走行距離は10万km以下ばかりで、しかも修復歴なしの車がほとんど。多少走行距離が増えることを覚悟すれば(それでも10万km以下)4.4Lエンジンを搭載した745iだって射程圏内です。
↑当時革新的だったマルチメディア統合システムiDrive(左) フラッグシップらしく搭載されるエンジンはV型8気筒だ(右)
これが永遠のライバル、M・ベンツSクラスだとどうなるか。現行Sクラスの中古車の最安値は788万円。桁違いに高いのです。もちろん登場年が違うと言えばそれまでなので、同年式、同レベルの旧型Sクラスで比較してみましょう。
●BMW 7シリーズ:735i+’03年式+7.1万km+修復歴なし=299万円
●M・ベンツ Sクラス:S350+’03年式+8.5万km+修復歴なし=357万円
なんとSクラスは旧型の上に、さらに走行距離が多いにも関わらず、7シリーズより50万円以上も高いのです。これを見れば、どれだけ7シリーズがお買い得かお分かりでしょう。現行型であるにもかかわらず、今や新車時価格の約1/3。しかもこのテの車はモデルサイクルが長いことから、今後しばらくは現行型のまま乗り続けることができるはずです。これを“おいしい”と言わずして何と言いましょう!!ですが、300万円を切る価格の7シリーズはまだまだ流通が少ない状態にあります。見つけたら即購入に踏み切ったほうがいいかも知れませんよ?
メーカーが威信をかけて作り上げたフラッグシップモデルは、当然のことながら、走りの質や内装の質感などは最上級クラスです。中でも輸入車のフラッグシップはステイタス性も抜群。現行型であればなおさらです。しかし、いかんせん高い。「そりゃ良いのは分かってるけど、高嶺の花すぎてハナから眼中にないよ」とおっしゃるのもごもっともです。
ですが、そろそろ眼中に入れていただきたいモデルが300万円以下で登場しました。ブランドコンセプトとして『駆けぬける歓び』を謳う、BMWの最上級サルーンとして登場した7シリーズです。もちろん旧型じゃありません。“現行型”が300万円以下なんです!新車時価格が1000万円近い、一般庶民には手の届かないプライスで登場してから早6年。高嶺の花だった7シリーズが、今や現実的に狙える金額になってきたのです。
↑クリス・バングルの個性が光る斬新なデザイン(左) 高級感の中にスポーティ感を上手に加えるあたりがBMWらしい(右)
ここで簡単に300万円前後で狙える7シリーズの紹介をします。まず、搭載されるエンジンはV型8気筒の3.6Lと4.4Lの2種類。これに組み合わされるミッションは、世界で初めて採用された6AT。今ではBMWのみならず、さまざまな車種で同じような機構が採用されている「iDrive」もこのモデルから搭載。数々の革新的な技術を投入したことでも話題になりました。シフトレバーはステアリングそばに設置され、iDriveとあいまって運転席まわりはとてもシンプル。内装の質感は最上級ですから言わずもがな、ですね。木目パネルに本革シートなど、フラッグシップならではの高級感が存分に味わえる作りです。
さらに細かいところを言えば、ドアは開けたところでストップする無段階のドアストッパー式。加えて半ドアでも自動的に閉まるオートクロージャー機能が付いています。ボタンを押してエンジンをかける演出にもそそられるものがあります。
■ライバルのM・ベンツと比べても圧倒的に“お買い得”な現実
さて、では実際に300万円以下で買える物件はどうなのか。「走行10万kmオーバーばっかりだろ?」とお思いのアナタ、残念!実は300万円以下でも、走行距離は10万km以下ばかりで、しかも修復歴なしの車がほとんど。多少走行距離が増えることを覚悟すれば(それでも10万km以下)4.4Lエンジンを搭載した745iだって射程圏内です。
↑当時革新的だったマルチメディア統合システムiDrive(左) フラッグシップらしく搭載されるエンジンはV型8気筒だ(右)
これが永遠のライバル、M・ベンツSクラスだとどうなるか。現行Sクラスの中古車の最安値は788万円。桁違いに高いのです。もちろん登場年が違うと言えばそれまでなので、同年式、同レベルの旧型Sクラスで比較してみましょう。
●BMW 7シリーズ:735i+’03年式+7.1万km+修復歴なし=299万円
●M・ベンツ Sクラス:S350+’03年式+8.5万km+修復歴なし=357万円
なんとSクラスは旧型の上に、さらに走行距離が多いにも関わらず、7シリーズより50万円以上も高いのです。これを見れば、どれだけ7シリーズがお買い得かお分かりでしょう。現行型であるにもかかわらず、今や新車時価格の約1/3。しかもこのテの車はモデルサイクルが長いことから、今後しばらくは現行型のまま乗り続けることができるはずです。これを“おいしい”と言わずして何と言いましょう!!ですが、300万円を切る価格の7シリーズはまだまだ流通が少ない状態にあります。見つけたら即購入に踏み切ったほうがいいかも知れませんよ?
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