レクサス NX200t/300h【スクープ!】
2013/03/07
欧米や新興国で盛り上がっているSUV人気。最初にこのブームに火を付けたのはレクサス RXだったが、いまはBMW X1やアウディ Q3など、ちょっと小さいサイズのSUVが好調だ。そこで、レクサスは新たなコンパクトSUV「NXシリーズ」を開発している模様
レクサス RXの弟分が2014年8月に登場か
新世代レクサスの流儀を踏襲
レクサスの新しいコンパクトSUV最大のトピックは、レクサス初となるダウンサイジングターボが採用されること。これは北米マーケットを中心に活躍している2.5Lエンジンをベースに、排気量を2Lまで縮小しターボチャージャーを備えたもの(写真右下)になるようだ。当然、燃費を改善するために開発されており、NXを皮切りに次々に別モデルへも搭載されていくだろう。
市販時の名称は「NX 200t」となる模様。ハイブリッド仕様とは違い、排気量はかさ上げされず、排気量+ターボのtが末尾につく。
当然、トヨタとしては外せないハイブリッド仕様もラインナップされる。カムリと同じ2.5Lのアトキンソンサイクル式直4エンジン+電気モーターの組み合わせで、カタログ燃費は24.0km/Lを目標に開発が進められている。こちらは、トヨタおよびレクサスの他ハイブリッドモデル同様に、2.5Lながら「NX 300h」という名称で登場しそうだ。
写真上のイラストはリアビューを予想したもの。兄貴分のRX同様に、バックウインドウは斜めに傾斜しクーペを思わせるスタイリッシュなルックスになるだろう。リアコンビランプは、2013年1月のデトロイトショーで公開されたばかりの新型ISを彷彿とさせるエッジの利いた薄型デザインが採用されることになりそうだ。
フロントマスクは中央にスピンドルグリルが据えられ個性を主張。ヘッドランプ内にあったLEDポジショニングランプはフロント面に配置され、一段とオリジナリティあふれる表情となった。
予想発表時期は2014年夏頃になりそうだ。価格は直4ターボが320万円程度で、ハイブリッド仕様は400万円前後といったところか。輸入車をにらみつつ、トヨタブランドのハリアーより高く、RXよりは安い。まさに隙間を狙った値が付けられるだろう。
国内SUV市場では、クリーンディーゼルなどのスカイアクティブ技術が高く評価されているCX-5が快走を続けている。一方、輸入車勢もVW ティグアンや、BMW X1といった小ぶりなモデルが支持されている。国産プレミアムブランドのイメージを武器に、NXがどこまで勢力を伸ばすのか、今からデビューが楽しみだ。
※2013年3月7日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
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