北米でいちばんInstagramに投稿された車ブランドとは?今週の車ニュース斜め読み
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2015/09/04
SNSにもいろいろあります。上手に使い分けるには……と思案するこの頃。オジさんに人気があるのはFacebook、若者に人気があるのはTwitterやInstagramといった傾向もあるそうです。もっとインスタグラム活用しようかな……。今やInstagramもFacebookのサービスのひとつですが……。さて、人気が衰えないInstagramでよくアップされる車は? そんな調査結果が発表されましたよ。
トレンド
■北米で最もインスタに投稿された車ブランドは!?(9月2日|ZUU online発)
『アメリカで最もインスタグラムで撮影された自動車ブランドはBMW――。
米自動車保険センターが、2011年1月から15年1月までの間に米国内でインスタグラムに掲載された460万枚の写真を分析したところ、71万335枚でBMWがトップだった。2位以下はJeepが45万1177枚、フェラーリが38万7967枚などとなった』
面白い調査ですね。結果には日本車も含まれていて、「日産が34万6399枚で5位、トヨタが34万1806枚で6位、ホンダが24万7113枚で11位」と続くそうです。
さらにユニークなのは、そのブランドの撮影された枚数と販売台数を比較していること。人気の割合も算出しているのが興味深い。販売台数1台当たり何枚撮られているか、というもので、トップのBMWは4.2。Jeepは1.1。フェラーリは360.2だったそうです。日産は0.5。トヨタは0.3。ホンダは0.3。そしてランボルギーニは606.4でした。
この数値から、人気があるからInstagramにアップされているのか、それとも母数が多いからアップの枚数が多いのかがわかります。ランボルギーニ……圧倒的ですね。
オーディオ・ビジュアル
■車載オーディオもハイレゾの時代(9月3日|日本経済新聞発)
『ソニーの平井一夫社長兼最高経営責任者(CEO)は2日、ベルリンで開催中の欧州最大の家電見本市「IFA2015」で日本経済新聞などの取材に応じた。CDよりも高音質なハイレゾリューション(ハイレゾ)の商品分野で「自動車向けに参入した」とし、カーオーディオで新市場を創出する考えを示した。
ソニーはIFAでハイレゾ対応の車載用オーディオプレーヤーを出展した。日本での導入は未定。まず欧米で展開する』
ちょっと待ってください、ソニーのカーオーディオ復活していたんですか!? ワタシはソニーとともに青春を過ごした世代なので、90年代はソニーのヘッドユニットや10連奏のCDチェンジャー(懐かしい!)を愛用していました。
残念なことに、カーオーディオの分野から国内では撤退してしまったんですね……。しかし、待望の復活が期待できます! しかもスマホやヘッドホンなどを中心にソニーが猛然とプッシュしているハイレゾ対応です。
そして何よりグイグイ引き付けられるのは、いかにもソニーらしいフロントフェイス! まるでホームオーディオのような、冷んやりした重厚感が漂います。
日本導入は未定とありますが、何としても国内でも販売してもらいたいものです。これは声援を送りましょう!
イベント・プロモーション
■JALがデロリアンを走らせる!(9月2日|Aviation Wire発)
『日本航空(JAL)は9月2日、リサイクル燃料を製造する日本環境設計(東京・千代田区)と協力し、リサイクルインフラの構築を進めると発表した。日本環境設計は衣料品をリサイクルした燃料で、「デロリアン」を走らせるプロジェクトを企画している。
日本環境設計は、不要になった繊維製品を回収して燃料を精製する「FUKU-FUKU プロジェクト」に取り組んでいる。店頭などで回収し、バイオエタノールなどにリサイクルするもので、今後は航空燃料への転用に向けた技術を開発しているという』
いやぁ、てっきりバナナの皮で走るものだと思い込んでいましたが、現実は不要になった衣類でした……とはいっても1989年公開の『バック・トゥ・ザ・フューチャー パート2』のようにタイムトラベルは無理なのでしょうが、デロリアンがバイオエタノールで実走するというアイデアにワクワクしますね。
そもそもJALがユニバーサル・スタジオ・ジャパンのアトラクション「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」へ協賛しているのをきっかけにして、このプロジェクトを支援することになったのだとか。9月24日午後8時から午後10時まで開催されるUSJ貸切イベント「JALプレミアムナイト」の来場者には、同プロジェクトと連動したリサイクル素材のパスケースとネックストラップがプレゼントされるとのこと。こちらも気になります。
インフラ・交通
■交通違反切符の交付時間が約半分に短縮される!?(9月3日発|読売新聞発)
『警視庁は2日、交通違反の反則切符を迅速に発行するための専用端末「TAP(タップ)」を公開した。
民間企業と共同開発したもので、東京都内の警察署などに計約4700台を配備し、12月から全国で初めて運用を始める。
端末はプリンターやカメラ機能を備え、ICチップ入りの免許証をかざすと氏名や住所などが瞬時に読み取れる。全地球測位システム(GPS)機能で違反場所の位置情報を読み取り、反則切符をその場で印刷できる。端末の導入により、交付までの時間が現在の半分の約10分に短縮されるという。
端末は30キロ未満の速度超過など行政処分対象(青切符)に使用し、無免許運転などの重大な違反(赤切符)は従来通り警察官が手書きで交付するという』
まとめますと、違反切符の発行が従来の半分程度に短縮されるというお話です。すでに運転免許証はICチップ入りが交付されていますが、こんなところで活躍するようになっていたんですね、ヘェ~。
そもそも「切符」とは、平安末期ころ租税などの納入命令書を指したのだとか。そう聞くと、違反金を納付するために発行されるものが切符と呼ばれるのも、何となく納得がいきます。
もちろん発行時間が半分になろうと、気分の良いものではありません。交通ルールを守ってドライブをエンジョイしましょう。
まとめ
いやぁ、ソニーのカーオーディオが国内復活を遂げるかも……と夢想しつつ、ひとり盛り上がっております。ヘッドユニットがハイレゾ対応になったら、スピーカーにもこだわりたくなるだけでなく、そのインストールにも凝ってしまいそう。お手軽に高音質というわけにはいかなくなりそうで戦々恐々としております。
今週も最後までお付き合いいただきありがとうございました。