ディノ「インプレッサWRX STIが面白い。日本はスポーツカー大国に復活して!」【SPEED HUNTERS】
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2015/09/03
エコだけじゃ物足りない。エコなのにエモーショナルでなければ!
ただならぬ雰囲気を醸し出しているのは、日本を代表するスポーツカーの1台、スバル インプレッサWRX STI。WRCをはじめとしたモータースポーツで活躍するマシンのベースモデルでありながら、日常使いでも苦にならない「スーパー」カーだ。このSTIを見ていると、ディノはハートが熱くなって日本を応援したくなるという。
ブンタ:あれ? 駐車場に止めてあるBMW 435iカブリオレはディノの?
ディノ:そうだよ。これからカスタマイズして、SPEED HUNTERSでレポートするつもり。
ブンタ:すごく格好よくなりそうだね! 435iの前でディノのプロフィール写真撮ろうよ。
ディノ:いいね!
ブンタ:ちなみにBMWに決める前に比べた車あるの?
ディノ:直接比べたわけじゃないけど、もっと日本車に頑張ってほしい!
ブンタ:どういうこと?
ディノ:実際、北米ではスバルのセールスがすっごく伸びている。本当に売れているんだよ! だけどね、それはアウトバックとかフォレスターとかSUVが中心。スポーツカーじゃない!
ブンタ:日本車のスポーツカーに頑張ってほしいということなんだ?
ディノ:そう。例えば、スバルのインプレッサWRX STI。面白いのはコレ! エンジンは水平対向のEJ20型だから、チューニングメニューも豊富だしね。いってみれば4WDモンスター。特に先代のインプレッサWRX STIが好き。最後の4WDのラリースペシャルだからね!
ブンタ:その気持ちわかるわ。キャラクターからしてワン&オンリーだしね。
ディノ:水平対向エンジンだから重心が低いでしょ。で、シンメトリカルAWDでバランスも良い。速いからタイムアタックにももってこいだし、ローダウンしてドレスアップしてもいい。本当に人気あるんだよ。こういう車もっと作ってほしい!
ブンタ:このところずっと、エコ、エコ、エコできたからね。でも時代はエコなのは当たり前、なおかつエモーショナルになってきているよね。
ディノ:ヨーロッパからは、フォルクスワーゲンのゴルフRとか、ホットモデルが入ってきているのに日本のメーカーももっと頑張ってほしいね。例えば、日産のシルビアとか復活させてほしい!
ブンタ:最近はハチロクとロードスターとか、少しずつだけど盛り上がってきているね。
ディノ:ドイツブランドに「どうぞ、どうぞ」じゃダメ! 90年代はたくさんスポーツカーあったのに! だけど、簡単に1000万円以上とかいうのはナシ。それだったら欧州車買っちゃうよ。日本の自動車メーカーはもっと手が届くスポーツカーで頑張ってほしい。300万円前後!
ブンタ:本当だね、期待しようよ!
【おさらい】3代目インプレッサWRX STIはこんな車だった!
WRX STIとは、1994年に富士重工業のモータースポーツ専門会社であるSTI(スバルテクニカインターナショナル)が、初代WRXをベースに、エンジンやサスペンションなどにファインチューニングを施したモデルとして発売したのが始まり。量産車をベースに競われるWRC(世界ラリー選手権)においてパフォーマンスが実証され、1995年から3年連続してマニュファクチャラーズ部門の年間タイトルを獲得した。
2007年に登場した3代目 WRX STIは専用開発のエンジンやサスペンションをはじめ、トルク配分を電子制御するマルチモードDCCDやマルチモード VDCなどを採用して卓越した走行性能を実現。機能と美しさを融合させたワイドボディや上質感とスポーティさをインテリアなど、特別なモデルに仕立てられている。なお、モータースポーツでの活躍を目指し、3代目についてもFIA(国際自動車連盟)のグループNホモロゲーションを申請した。
2015年9月2日現在、カーセンサーには5ドアハッチバックが112台、4ドアセダンモデルが117台掲載されている。平均車両価格は5ドアハッチバックが約208万円、4ドアセダンモデルが約275万円と根強い人気を反映して堅調だ。