エコドライブ世界選手権の“日本代表”が決定!
カテゴリー: レース&イベント
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2013/08/19
ドイツのフォルクスワーゲン AG が主催するエコドライブの世界選手権「Think Blue. World Championship 2013.」への参加権を競う「Think Blue. Challenge 2013.」日本予選会が8月4日、横浜市にて開催され、埼玉県から参加した田島 実さんが世界選手権への参戦権を獲得した。
「Think Blue. Challenge 2013.」は、今回で3回目の開催となるエコドライブの国内選手権。参加希望者はまず書類選考で20名に絞られ、インタビューと運転スキル&マナーの競技で上位4名が選出される。その後の決勝大会では、一般道6.2km/高速道路16.5kmの計22.7kmのコースにてゴルフ TSI ハイラインによる実際の燃費計測が行われた。そして、ゴルフ TSI ハイラインの JC08 モード燃費19.9km/Lを大きく上回る 「21.0km/L」を記録し、かつ所要時間31分4秒という最速タイムで走行した田島“選手”が見事優勝を飾った。
「もともとモータースポーツに興味があり、レースにも参加していましたが、09年に初めてフォルクスワーゲンのエコドライブトレーニングを受けて、その奥深さに目覚めました。ゴルフトゥーランを買ってから3年半ほどたちますが、常に燃費を意識して運転していました。自分が日本チャンピオンに選ばれていいのかと最初は少しとまどいましたが、参加する以上は優勝を狙いたいと思います」と田島選手は世界大会に向けての抱負を語った。
田島選手は今年9月7~9日にフランクフルトで開催される「Think Blue. World Championship 2013.」の日本代表として、“エコドライブ世界一”の座をかけた世界選手権に挑戦する。
ひと昔前までモータースポーツといえば「コンマ1秒でも速く!」というのが絶対のテーマであったが、最近ではハイブリッドカーを対象に「速く・安全に・低燃費で走行し、総合力を競う」という「エコカーカップ」が盛り上がりを見せるなど様相が変わってきている。
「サーキットでの限界アタック!」というのは通常なかなかできるものでもないが、「エコランと適切な速度の両立」であれば、一般的なドライバーも日頃から意識的に公道で“特訓”することができる。そういった特訓の成果を披露し、競い合うという新しい形のモータースポーツが今後、さらに増えていくかもしれない。
- Think Blue.(フォルクスワーゲン ジャパン)