ダウンサイジングにぴったりな“エコスポーツ”が100万円台前半から狙える
カテゴリー: 特選車
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2015/08/20
走って楽しく燃費もいい車をお探しの方に勧めたい中古車は……
「インプレッサ」にどんなイメージを持っていますか? WRCなどのラリーシーンが思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか? ターボで武装したWRXやSTIモデルなど、ラリー直系のスポーツモデルというイメージを抱いている方もいらっしゃるはずです。
そんなインプレッサに、先日ハイブリッドモデルとなる「インプレッサ スポーツハイブリッド」が追加されました。これはスバルらしい走りの楽しさはそのままに燃費性能を向上させたもので、走りも楽しみたいけど燃費も良くなきゃという人にぴったりの1台です。
最近では子育てがひと段落した方が小さい車にダウンサイジングしているケースが増えていますが、昔スポーツカーに乗っていたお父さんにとって、インプレッサ スポーツハイブリッドは気になる存在でしょう。しかし、だからといって「ダウンサイジングするのに250万円オーバーのお金を払うのも……」という方もいらっしゃると思います。そんな方にぜひオススメしたいのが、ホンダ CR-Zです。
i-VTEC+IMAの元祖“エコスポーツ”
2010年に登場したCR-Zは、インプレッサ スポーツハイブリッド同様、運転の楽しさと低燃費を両立させた“エコスポーツ”。その昔ジムカーナなどで一世を風靡したCR-Xをほうふつとさせる部分が多々ある車だけに、運転の楽しさは折り紙つきです。
エンジンは1.5Lのi-VTECにIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)を組み合わせ、JC08モード燃費は19.4~23km/Lとなっています。インプレッサスポーツハイブリッドは20.4km/Lなので、実はCR-Zの方が燃費いいんです。
インプレッサは2Lなので厳密には比較できませんし、走行性能や備える装備は後発のインプレッサの方が当然優れています。しかし、5年以上も前に登場しながら高い燃費性能を備えるCR-Zもあなどれない実力の持ち主です。
また、3つの走行モードが用意されていることもポイントです。燃費重視の「ECON」、走りの燃費のバランスに優れた「NORMAL」、走りを楽しむときに使いたい「SPORT」の3つから選択できます。
つまり、市街地など渋滞の発生しやすいときは「ECON」、高速走行時は「NORMAL」、ワインディングなどでは「SPORT」など、シーンや目的に最適な走り方ができるわけです。普段はまったりのんびり走りたいけれど、たまには熱く走りたいときもあるといった方にはぴったりのシステムだと思います。
インプレッサスポーツハイブリッドの半額で買える!
そして最大のメリットはやはり価格でしょう。新車と中古車の違いなど条件は大きく異なるものの、CR-Zならインプレッサスポーツハイブリッドの半額程度で手に入れることができます。インプレッサスポーツハイブリッドは諸費用やオプションなどを考えると、現実的には200万円台後半~300万円台前半くらいとなるでしょう。一方のCR-Zは、カーセンサー掲載物件の平均車両価格は約138万円(2015年8月15日現在)となっており、総額150万円以下でも狙えます。
中には総額100万円台前半の物件も存在します。ただ、それらは走行距離が多かったり、修復歴があったりするケースもありますので、そういった場合はカーセンサーアフター保証を付帯すると良いでしょう。万が一故障などが生じても、保証範囲であればイレギュラーな大出費を回避することができます。
子供と一緒に乗る機会も減ってきて、普段は1人か2人、たまに3~4人で乗ることがある程度、というのであれば、日常の足としてもCR-Zは十分に使えます。ライトウェイトスポーツのような軽快な走りをエコに楽しみたい方には、ご注目いただきたい1台です。