スズキ SSC

30年先を見越した軽自動車型の移動ユニット

PIXYを2台搭載して移動することが可能な軽自動車型の移動ユニットがSSC(スズキ・シェアリング・コーチ。上の写真で右)。
燃料電池システムを動力源とするが、ルーフやウインドウに設置された太陽電池パネルから自然エネルギーを取り込むことも可能。発電した電力はSSCの動力だけでなく、PIXYへの急速充電に使うこともできる。
駆動方式は後2輪に内臓されたインホイールモーターによって駆動する。近未来的なボディの外板パネルには植物由来樹脂を使用し、大気中のNOxを分解。さらには汚れが付着しにくい酸化チタンを含んだボディコートが施されている。
PIXYもこのSSCも、2030年の未来を見据え、地球や人にも優しい車社会実現のためにスズキが提案した新しい移動ツール。
SSCのような移動ユニットは、今後もスポーツカーユニット「SSF」やボートユニット「SSJ」など、生活シーンに合わせて様々なものが生み出される予定だ。
スズキ SSC PIXY積載
↑SSC内部に見えるのが、低速移動(最高時速6km/h)ツールのPIXY。SSC内には2台乗せることが可能だ

スズキ SSC PIXY登場
↑コミュニティ間を高速移動するときは、PIXYに乗ったまま運転できるSSCを、観光や買い物などの低速移動時にはPIXYをというのがスズキの提案だ