スバル G4e コンセプト

家庭用のAC電源でも充電できるEV

G4eとは「Green for the Earth」の略で、地球に優しい車づくりをコンセプトに、スバルが提案した新しいエコカー。
スポーティなスタイリングに新開発のリチウムイオンバッテリーを搭載し、1回の充電で約200kmの走行が可能。バッテリーの充電は、充電ステーションで15分の急速充電が行えるほか、家庭用のAC電源から充電することもできる。こちらはフル充電まで約8時間かかるが、電気代はガソリン代の約1/3。深夜電力を使えば1/10程度になるなど経済的効果も非常に高い。
またエコカーとは思えないほどスポーティなエクステリアは、Cd値0.276を達成し、機能の面でもエネルギーロスを低減。ホイールベースを2650mmと長くとることで、エコカーとしては珍しい大人5名の乗車が可能となっている。
メンテナンスフリーのバッテリーは、すべてを床下に収納することでフラットなフロアを実現。さらに重心が下がることで運転する楽しみも存分に味わえる仕上がりとなっている。
スバル G4e コンセプト リアスタイル
↑少しでも消費エネルギーロスを低減するため、空力特性にこだわりデザインされている。Cd値は0.276を達成

スバル G4e コンセプト 充電シーン
↑バッテリーへの充電は、フロントバンパー下にある共用充電ソケットから。家庭用のAC電源からでも充電は可能となっている