週末は四駆のハイゼットで薪の原料探しをするチェーンソー達人
2018/08/31
車は単なる移動の道具ではなく、大切な人たちとの時間や自分の可能性を広げ、人生をより豊かにしてくれるもの。車の数だけ、車を囲むオーナーのドラマも存在する。この連載では、そんなオーナーたちが過ごす愛車との時間をご紹介。あなたは、どんなクルマと、どんな時間を?
薪ストーブにハマり伐採に行きつく
これまでスキーやキャンプ、モーターレースにオフロードバイクなど数々の趣味にハマってきた進藤雅行さん。
面白いと思うことは何でもやってみる、という超アクティブ趣味人である。
そんな進藤さんは昨年マイホームを建て、以前から気になっていたという薪ストーブを設置した。
「火は飽きずにずっと見てられます。静かな夜に『パチパチ』っていう音を聞きながら過ごす時間はいいものですよ」
当初、薪は近くのホームセンターで購入していたが、いかんせん価格が高かった。
さらには燃焼力や燃焼時間に影響してくる大きさや種類にも好みが出てきて、それなら自分で取ってこようと思い立つ。
「自分で燃す薪を自分で取ってくる。なんか贅沢だと思ったんですよね。何でも試してみるっていう性格なので、まずはやってみようかと」
チェーンソーの扱い方は材木店のスタッフや動画サイトを見て学び、知り合いの土地で邪魔になっている木を切って薪にしていった。
そんな伐採の相棒となっているのがハイゼットだ。
車は伐採のための貴重な道具
狭い場所でも入っていくことができ、四駆でパワーもある。さらには伐採した後の木材や道具も満載できるとあって重宝している。
「農用スペシャルという農業用のグレードで、荷台に木材を満載にしてもパワフルに走ってくれます。切る道具と合わせて運ぶ道具として欠かせない物になってますね」
今回話を聞いた現場もそうだったが、木が大きかったり複数あったりすると一度下見をしてから伐採の手順を考える。
現場まで運転している時間でプランを練っていくのだ。
ここ数年で週末に伐採の経験を積んだことで、今では知り合いの知り合いのような進藤さんを直接知らない人からも依頼を受けるそうだ。
「薪を通して仲間ができたり、知らない人と話せるっていう部分もやっていて楽しいです。薪は寒い時期しか楽しめないけれど、冬以外の時期でも木は切れる。年間通してかかわれるという部分も趣味としては最高です」
冬に向けて進藤さんの伐採作業はいよいよ熱を帯びてきそうだ。
どんなクルマと、どんな時間を?
ハイゼットトラックは、道具を運ぶために欠かせない道具
農業や建設業、運送業など幅広い業種で活躍する人気の軽商用トラック。軽トラックに求められる積載性や耐久性、防錆性能などの基本性能が高められている。
新開発のプラットフォームとドア開度の拡大によって乗降性が向上。フロントガラスが前に出され、室内の広さと快適さが演出されているモデルだ。
また、運転席から手の届く範囲に大型オープントレイが備えられた他、20カ所の室内収納が設定され、利便性も高められている。
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