ドライブマナーに喝っ!

喝っ!


省エネ運転を心がけよ!|ドライブマナーに喝っ! 2007年秋頃からの燃料の値段!何とも腹が立つ。が、地団駄踏んでも所詮ごまめの歯軋り、暖簾に腕押し。燃料の値段はまだまだ上がる・・・かもしれない。それなら省エネ運転するしかない、ヨイヨイ♪♪と。
そこでお財布と地球平和を守るため、エコエコ道を突き進むべし!さて、一番の省エネは・・・クルマに乗らない!だが、これは無理な話である。電車での家族の大移動はお金がかかるし、電車は重たい荷物を戸口まで運んではくれない。

まず最初に電気・水素・燃料電池等を用い、化石燃料を使わないという方法。残念ながらそれら次世代燃料の実用化はまだまだ先のこと。それならば、ハイブリッドや最新のディーゼル車を買う。人気のハイブリッド車は、中古車でもなかなか高価だ。そこで自前のマイカーでできることと言ったら、やはり省エネ運転。いざ、日々修行!修行なり。
省エネ運転の基本は、クルマにかかるすべての重量や摩擦などの抵抗を減らすことなり。急発進・急加速や、上り坂はクルマの重量が負荷となり燃費を悪くする。よって巡航時や下り坂は負荷が少ない。急加速はもちろん、重量を増やす不必要なものをトランクに入れっぱなしにするのも愚の骨頂。

エンジン内のピストンやミッション、空気、タイヤの接地面の摩擦等も大きな抵抗となる。だが、エンジン内で我らの打つ手はなく、慣らし運転とケミカル剤に頼るしかない。
次に空気だが、こいつは何気に大きな見えない壁としてゆく手を阻む。四角いクルマより丸いクルマのほうが空気抵抗は少ない。ちなみにホンダのインサイトはCd値0.25を実現し空気抵抗に優れているため、驚くほど高速で風切り音がしない。大したものだ。

いろいろと成り立ちや運営の仕方に不満はあるが、ETCも有効なり。なぜ?と問われれば、それは走り出しが一番燃料を喰うからだ。ETCを装着すれば料金所でのストップがなくなる。車はアイドリング時でも10分間で約130ccの燃料を消費する。

太いタイヤは接地面が多くて、グリップが良い。だが、グリップが良いということは摩擦抵抗が多く、省エネ運転を心がけよ!|ドライブマナーに喝っ!太いタイヤは重いので燃費が悪い。カッコだけのインチアップや幅広タイヤは燃費に関しては愚か者の見本なり。道もまっすぐなほうが良い。・・・ということは、コーナーなどはできる限り直線に走ることをイメージして、走るように心がけたいものだ。

財布と地球に優しい運転とは、“急”のつくハンドリング・発進・加速・ブレーキングをしないことに尽きる。エンジンブレーキをうまく使うことも考えてほしい。以上を心がけ、エコエコ道を突き進むべし。

合掌っ!


Text/煩悩寺和尚 Illust/叶雅生