第十一問答 重大事故を回避する安全運転 【ドライブマナーに喝っ!】
カテゴリー: カーライフ
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2008/03/19

喝っ!

時間帯で言えば、死亡事故の多くは視界の悪い夜間に多い。特に夕方17時から19時の2時間は、事故の発生率が昼間の約1.6倍に増える。ドライバーが一日の疲れで、集中力が途切れがちになっている時間帯だ。また、夕暮れ時で視界が中途半端に悪くなっている時間帯でもある。
死亡者で言えば、いわゆる交通弱者と呼ばれる高齢者や子供が圧倒的に多い。己の視界の確保と、歩行者や他車に己を認識させるためにも、早めのライトオンを心がけよ。拙僧は16時を過ぎた辺りからポジションライトではなく、ヘッドライトを点灯するように心がけている。
安全運転、それは己の運動・判断能力の限界を知り、自覚することである。事故回避のために、己が置かれた状況を「認知」し、適正な「判断」を下し、最良の「操作」をしなくてはいけない。己のことは己が一番知っている。
過信する心は、弱さの隠れ蓑でしかない。己を加害者・被害者にしないために素直にハンドルを握れ。そして、自己防衛せよ。夕方早めの「ライトオン」 「車間距離」 「ウインカー」 「制限速度の厳守」などなど。すべて自己防衛である。
そして、自己中心的な都合の良い判断をすることなかれ!

様々な身の回りの危険を想定し、自己中心的な運転を慎み努めることで悟りを開くが良い。それが安全運転につながるはずである。
合掌っ!
Text/煩悩寺和尚 Illust/叶雅生
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