▲ワイド&ローなスタイルで1989年に登場したZ32型フェアレディZ。2シーターと、後部座席を備えた2by2の2種類が用意されました。日本メーカーのハイパワー競争が過熱した時期で、Zに搭載されるV6 3Lツインターボエンジンは300馬力に達するものでした。しかし発売前に運輸省(現国土交通省)から指導が入り、280馬力に抑えて発売されました。これを機に、日本に280馬力自主規制が生まれました ▲ワイド&ローなスタイルで1989年に登場したZ32型フェアレディZ。2シーターと、後部座席を備えた2by2の2種類が用意されました。日本メーカーのハイパワー競争が過熱した時期で、Zに搭載されるV6 3Lツインターボエンジンは300馬力に達するものでした。しかし発売前に運輸省(現国土交通省)から指導が入り、280馬力に抑えて発売されました。これを機に、日本に280馬力自主規制が生まれました

1953年7月15日、現在でも信念を貫く硬派なメーカーが誕生!

日本には様々な暦や記念日があります。そして車の世界を見渡しても多くの記念日があります。今回は7月5日から7月18日までの出来事を紹介します!

■7月5日 東海北陸自動車道全線開通(2008年)
■7月6日 トヨタ ヴェロッサ発売(2001年)
■7月8日 ホンダ エディックス発売(2004年)
■7月8日 ナンパの日
■7月9日 ホンダ フリードスパイク発売(2010年)
■7月10日 4代目 日産 フェアレディZ(Z32)発売(1989年)
■7月10日 潤滑油の日
■7月11日 日本坂トンネル火災事故発生(1979年)
■7月12日 初代 ホンダ シビック発売(1972年)
■7月13日 日産 スカイラインクロスオーバー発売(2009年)
■7月14日 レクサス HS発売(2009年)
■7月15日 富士重工業株式会社設立(1953年)


7月前半にはホンダのロングセラーモデルやアメリカで人気が高かった日産のスポーツモデルが登場しました。ちょっと変わった記念日もありましたよ。

▲関東圏と関西圏を結ぶ名神高速道路から分岐する形で、愛知県一宮市から富山県砺波市まで延びる東海北陸自動車道。2008年7月5日に飛騨清見IC-白川郷IC間が開通し、全線開通となりました。高鷲ICと荘川ICの間にある鷲見橋は、主塔をもたない道路橋として日本一の高さ(118m)です ▲関東圏と関西圏を結ぶ名神高速道路から分岐する形で、愛知県一宮市から富山県砺波市まで延びる東海北陸自動車道。2008年7月5日に飛騨清見IC-白川郷IC間が開通し、全線開通となりました。高鷲ICと荘川ICの間にある鷲見橋は、主塔をもたない道路橋として日本一の高さ(118m)です
▲クレスタの実質的な後継モデルとして2001年に登場したヴェロッサは、ラテンな雰囲気の斬新なエクステリアが特徴的。ただデビュー時は先を行きすぎていたのか販売は振るわず、わずか約3年で生産終了となりました ▲クレスタの実質的な後継モデルとして2001年に登場したヴェロッサは、ラテンな雰囲気の斬新なエクステリアが特徴的。ただデビュー時は先を行きすぎていたのか販売は振るわず、わずか約3年で生産終了となりました
▲前席3人、後席3人の6人乗りという斬新なパッケージングで2004年に登場したエディックス。前後とも中央の席がスライド可能で、3人が横に並んでもゆったり座れるように設計されています。2009年に生産終了となりましたが、3人家族で子供も前に座らせたいという人から好評だったモデルです ▲前席3人、後席3人の6人乗りという斬新なパッケージングで2004年に登場したエディックス。前後とも中央の席がスライド可能で、3人が横に並んでもゆったり座れるように設計されています。2009年に生産終了となりましたが、3人家族で子供も前に座らせたいという人から好評だったモデルです
▲7月8日はナンパの日。10代のバイブル的雑誌だった『ポパイ』で提唱された記念日だそうです。かつてナンパといえば車がマストアイテムでした。輸入車じゃないと女の子が乗ってくれなかったり、車で女の子のグループと男の子のグループが集まる「ナンパ橋」があったり……。20世紀には今じゃ考えられない文化があったんですよね。車と男女の出会いにドラマがあった時代。懐かしいです…… ▲7月8日はナンパの日。10代のバイブル的雑誌だった『ポパイ』で提唱された記念日だそうです。かつてナンパといえば車がマストアイテムでした。輸入車じゃないと女の子が乗ってくれなかったり、車で女の子のグループと男の子のグループが集まる「ナンパ橋」があったり……。20世紀には今じゃ考えられない文化があったんですよね。車と男女の出会いにドラマがあった時代。懐かしいです……
▲コンパクトミニバンであるフリードの3列目席を取り払い、遊びに便利な機能を荷室に盛り込んだフリードスパイク。2740mmあるホイールベースが生みだす車内は広々! サイズは小さくてもアウトドアレジャーを存分に楽しみたい人から注目を集め、中古車相場は現在も高値で推移しています ▲コンパクトミニバンであるフリードの3列目席を取り払い、遊びに便利な機能を荷室に盛り込んだフリードスパイク。2740mmあるホイールベースが生みだす車内は広々! サイズは小さくてもアウトドアレジャーを存分に楽しみたい人から注目を集め、中古車相場は現在も高値で推移しています
▲全国石油工業協同組合が潤滑油についての知識の普及を目指し、7月10日を「潤滑油の日」に制定しました。ところで、なぜこの日が記念日になったかわかりますか? 7月10日=710。これをひっくり返すとOILになるからなんです! ▲全国石油工業協同組合が潤滑油についての知識の普及を目指し、7月10日を「潤滑油の日」に制定しました。ところで、なぜこの日が記念日になったかわかりますか? 7月10日=710。これをひっくり返すとOILになるからなんです!
▲ホンダの世界戦略車として1972年に登場したシビック。デビュー時は1.2Lエンジンを搭載する2ドアのみの展開でした。日本ではシビックの名は消滅しましたが、北米やヨーロッパでは現在でも販売されています ▲ホンダの世界戦略車として1972年に登場したシビック。デビュー時は1.2Lエンジンを搭載する2ドアのみの展開でした。日本ではシビックの名は消滅しましたが、北米やヨーロッパでは現在でも販売されています
▲スカイラインの名を冠したSUVが2009年に登場。スカイラインクロスオーバーは、クーペのような流麗なボディにV6の3.7Lエンジンを搭載。トランスミッションはCVTではなく7ATになります。流通台数が少ないので、乗ると目立ちそうですね ▲スカイラインの名を冠したSUVが2009年に登場。スカイラインクロスオーバーは、クーペのような流麗なボディにV6の3.7Lエンジンを搭載。トランスミッションはCVTではなく7ATになります。流通台数が少ないので、乗ると目立ちそうですね
▲レクサス初のハイブリッド専用モデルとして2009年に登場したGS。搭載エンジンは2.4Lで、トヨタ SAIの兄弟モデルとなります。2013年1月のマイナーチェンジで、レクサスのアイコンであるスピンドルグリルが採用されました ▲レクサス初のハイブリッド専用モデルとして2009年に登場したGS。搭載エンジンは2.4Lで、トヨタ SAIの兄弟モデルとなります。2013年1月のマイナーチェンジで、レクサスのアイコンであるスピンドルグリルが採用されました
▲水平対向エンジンとシンメトリカルAWDにこだわり続けるスバル。前身は中島知久平氏によって1917年に設立された飛行機研究所(後の中島飛行機)です。1953年7月15日、新宿区の東富士ビル(写真)に本社を置き富士重工業株式会社が創立されます。スバルは富士重工業の自動車製造部門のブランド名になります ▲水平対向エンジンとシンメトリカルAWDにこだわり続けるスバル。前身は中島知久平氏によって1917年に設立された飛行機研究所(後の中島飛行機)です。1953年7月15日、新宿区の東富士ビル(写真)に本社を置き富士重工業株式会社が創立されます。スバルは富士重工業の自動車製造部門のブランド名になります
text/高橋 満(BRIDGE MAN)