車は撮影対象の定番のひとつ。愛車の購入記念やドライブ先、モーターショーなどで車を撮影した人も多いだろう。しかし、車の横に立って「はい、チーズ」じゃ当たり前すぎないかい? せっかく撮るならば、実物よりもよく撮りたいじゃないか。そこで今回は、思わず待受にしたくなるような奇跡の1枚を撮れる方法をまとめたサイトを紹介しよう。

1.コンパクトデジカメでカタログのように愛車をカッコよく写すテクニック
雑誌やカタログのように車を撮るための初級テクニックを紹介。背景の選び方や車の置き方、カメラの設定、構図、人物を入れたカットなどを取り上げている。例を挙げると「車を7:3の角度で置いたとき、人物をドアミラーとホイールの間くらいに立たせると車も人もバランスよく見える」とのこと。車撮影の基本を押さえている。

2.今日から使える! デジタル一眼レフカメラの写真がすぐに上達する撮影ワザ 愛車をかっこよく写す撮影術
デジタル一眼レフカメラでの撮影方法に触れている。レンズの選び方や数値の設定など、やや専門的な内容だ。雰囲気の良い写真によくある、背景がボケた写真の撮り方もレクチャー。具体的には「100mmくらいの焦点距離では絞り値F2.8やF4などいちばん小さい値を選ぶ」こと。後ろのごちゃごちゃを目立たせず、車が主役の本格的な写真を撮ることができるぞ。

3.東京モーターショーを撮りに行こう!
2007年開催の東京モーターショーを例に、展示車をカッコよく撮る方法を指南。フラッシュや光の加減に関する言及が多く、外観や内装の撮り方と実際の写真が掲載されている。例えば、目玉のスーパーカーはボディに映るライティングを意識し反射する部分をよく観察して撮影するのがコツだという。ちなみに、モーターショーの華、コンパニオンの撮影方法にも詳しく触れている。

4.CAR Photo Service
最後に有料ではあるものの、愛車を美しく撮影してくれる撮影スタジオを紹介する。360度ターンテーブルを備えたドーム型スタジオで、車単体、または車+人物の写真をプロのカメラマンが撮影してくれる。料金はワンカット1万5000円、所要時間は20分。事前準備は、撮影する車をキレイに洗車しておくだけ。データだけでなくA4サイズの簡易フレーム入りの紙焼きも準備してもらえる。思い出の1枚をキレイに残したい人にオススメ。

まとめ
車の写真とは不思議なもので、如実に時代の空気を再現してくれる。10年後、20年後にアルバムを開くとき(今やアルバムはPCやスマホの中だが……)、当時の記憶をありありと呼び起こしてくれるだろう。ぜひ、奇跡の1枚を撮って、愛車との日々を楽しいものしてくださいね。

※サイト情報は2013年2月21日時点

コンパクトデジカメでカタログのように愛車をカッコよく写すテクニック(webマガジン「マカロニアンモナイト」。特集内の掲載でプロカメラマン小林康雄氏がアドバイス)

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今日から使える!デジタル一眼レフカメラの写真がすぐに上達する撮影ワザ 愛車をかっこよく写す撮影術(ぷらら堂本舗。「今日から使える! デジタル一眼レフカメラの写真がすぐに上達する撮影ワザ」の記事で、フォトグラファー上田晃司氏が解説)

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東京モーターショーを撮りに行こう!(「All About forM」。「カメラ-写真撮影」カテゴリーに掲載されており、解説は瀬川陣市氏)

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CAR Photo Service(神奈川県厚木市の写真スタジオ。撮影は谷井功氏が担当)

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