ビデオカメラはもう要らない? スマホで超カッコいい車のPVを撮ってみた
カテゴリー: カーライフ
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2015/03/18
ほんの少しの工夫で出来る、スマホで本格的な撮影とは……
YouTubeにカーセンサーnetのチャンネルがあるのをご存じでしょうか? あ、これ別に宣伝ではないですよ……。
何が言いたいかというと、新車担当のライターさんがぶっちゃけ、うらやましいなと。だってカッコいい車のPVを撮るという仕事で試乗会に行って、新しい車に乗ってロケに行くんだから。一方、同じライターでも私は徹夜でぬいぐるみ作ったり、編集部の車にテープを貼ったりと、オモシロ系のロケばかり……ま、キライじゃないんですけどね。
でも、実は私も動画が撮れるんです。 ただ、ハンディカムカメラを持ってないだけで……。でも「だったらスマホでいいじゃん!!」と開き直った私は「スマホで超カッコいい車のPV作ったる!」と決意。本格的な機材も人もほぼ使わずに、超カッコいいPVを撮ってやろうじゃないですか!!
人手は編集部の福嶌くん1人で結構。今回はドライバー、アクターも兼ねてもらうぜ、相棒! 高等な機材なしで上等なPV撮れればもう最高!! ついでに仕事が増えればオレ最強!!!
手ブレ対策を解消したのは、おもちゃの釣り竿!?
はい。というわけで、動画を撮るとき、最も厄介なのは手ブレです。どんなにカッコいい車やモデルを使っても、映像がブレたらすべてが台無し。そのため機材に少し工夫をしました。
用意したのはスマホ用の自撮り棒。Bluetoothリモコンでスマホを操作できるので、お値段はちょっと高め(それでも3000円弱)。とても便利でしたが、自撮り棒だけでは手ブレを防げませんでした。
そこで使ったのが、おもちゃの釣りざお。自撮り棒の真ん中辺りで釣りざおのヒモを結んでさおを持ちます。すると自撮り棒がヤジロベエのように揺れて手ブレが解消しました。
しかし、これは付け焼き刃なカスタムです。半信半疑のままの撮影には変わりません。しかし、数十分後……2人が出した答えは「イケるじゃん!」でした。
というのも、撮影した動画を見たら画質が良く、心配していた手ブレもほぼゼロ。旧式のiPhone5でしたが「最近のスマホはスゴい」と2人で大はしゃぎでした。
もちろん細部を見ると物足りないところはありますが、そこはご愛嬌。ただ、映像の編集は素人なりにこだわってみました。
撮影時間はわずか3時間ほど。自撮り棒のカスタムの製作費は5000円もあれば充分です。人に迷惑がかからない撮影地を探す必要はありますが、たったこれだけの機材でこんなPVが手軽に撮れるなんて、コスパ良すぎです。
皆さんもスマホで愛車のPV作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか? 一生の宝物になること請け合いですよ。