気持ちいい走りと高い質感の内装を兼ね備えた
究極のグランドツーリング

写真:尾形和美 文:高山正寛

PERFORMANCEエンジン種類やミッション、最新装備などを解説

究極のグランドツーリングを目指して開発されたSTIの自信作
  • スバル レガシィ STI S402 エンジン|ニューモデル試乗
  • スバル レガシィ STI S402 シフトレバー|ニューモデル試乗
  • スバル レガシィ STI S402 エンジンスタートボタン|ニューモデル試乗
STIが提案するコンプリートモデル。専用のチューニングはもちろん「世界一運転が上手くなる車」をテーマに開発。車名の通り402台の限定販売となる。

DRIVING実際に運転してのドライビングフィールを解説

予想を裏切られる?ほどしなやかな乗り心地に驚く
  • スバル レガシィ STI S402 走り|ニューモデル試乗
  • スバル レガシィ STI S402 アルミホイール|ニューモデル試乗
  • スバル レガシィ STI S402 メーター|ニューモデル試乗
カリカリのチューニングかと思えばさにあらず。乗り味はあくまでもしなやか、しかし強靱なシャーシとチューンされたエンジンでその走りは「気持ちいい~」。

SPACE室内空間の広さや演出を解説

本物を見る目を持つ大人を納得させる内装の高い質感
  • スバル レガシィ STI S402 インパネ|ニューモデル試乗
  • スバル レガシィ STI S402 フロントシート|ニューモデル試乗
  • スバル レガシィ STI S402 SI-DRIVE|ニューモデル試乗
新開発のセミアニリン仕上げの厳選本格素材のシートは抜群の風合い、そしてスポーツドライビングにも応える出来の良さ。これだけでも欲しくなる名品ですな。

OWNERSHIPスタイルや品質など所有する喜びなどを検証

持つ人の悦びは確約できる。500万円台の価値は十分あり
  • スバル レガシィ STI S402 ヘッドライト|ニューモデル試乗
  • スバル レガシィ STI S402 エンブレム|ニューモデル試乗
  • スバル レガシィ STI S402 トランクリッドスポイラー|ニューモデル試乗
走り、装備、そして車作りの熱いコンセプトを乗るたびに感じることができる、いわば「作品」。500万円台は確かに高いが、買えば絶対納得する一台だ。

SPECIFICATIONS

グレード S402セダン
駆動方式 4WD
トランスミッション 6MT
全長×全幅×全高(mm) 4635×1770×1430
ホイールベース(mm) 2670
車両重量(kg) 1490
乗車定員 5人
エンジン種類 水平対向4DOHCターボ
総排気量(cc) 2457
最高出力 210kW(285ps)/5600rpm
最大トルク 392N・m(40.0kg-m)/2000~4800rpm
車両本体価格 535.5万円

RATING走行性能だけでは車は語れない。そこで快適装備の充実度や安全性の高さ、環境性能、燃費、バリューの5つのポイントで評価する

EQUIPMENT(装備)

走りにウェイトを置いている分、快適装備は少なめ。メーカーオプションはマッキントッシュオーディオのみという潔さ。

SAFETY(安全性)

走行性能に呼応したレベルの高い安全装備を標準装備。SRSカーテンエアバッグなども備え、満足度は高いはず。

ECO(環境性能)

架装車両のため、評価不能。現行レガシィの性能から見れば、一定以上の環境性能は有しているはずだが・・・

MILEAGE(燃費)

環境性能同様、燃費データは非公表。MT仕様とはいえ、210kWの高出力から予想すると10km/Lは下回りそう・・・

VALUE(バリュー)

パーツの金額もさることながら、車作りに関する高いスキルにこそ価値がある。黙って購入しても損はない出来。

総合評価
12