SKYACTIV(スカイアクティブ)技術を
全面採用したクロスオーバーSUV

マツダ CX-5|ニューモデル速報
↑パワートレイン以外に、ボディやシャーシにもスカイアクティブ技術が用いられる

コンセプト
マツダ渾身のスカイアクティブ技術により
気持ちの良い走りと優れた燃費性能を両立

マツダ独自の次世代技術=SKYACTIV(スカイアクティブ)を全面採用したコンパクトクロスオーバーSUVがCX-5だ。スカイアクティブのエンジンやトランスミッションは、デミオ、アクセラなどで披露されてきたが、ボディ・シャーシも含めたスカイアクティブ技術のすべてが採用されたモデルとしてはこのCX-5が初めてのモデルとなる。

スカイアクティブとは、エコが当たり前の時代にすべてのユーザーに「優れた環境・安全性能」と「走る歓び」の両方を提供したいというマツダの思いから開発された技術。CX-5では、「魅せる歓び」「意のままに操る歓び」「使いきる歓び」「永くつきあう歓び」を追求。スカイアクティブ技術の肝である環境・安全性能はもちろん、デザイン、ダイナミック性能、機能性にこだわって開発された。

新たに採用された「スカイアクティブシャーシ」は、走りの軽快感と安定感、上質な乗り心地を同時に実現する新世代の高性能軽量シャーシ、「スカイアクティブボディ」は操縦安定性、衝突安全性を飛躍的に向上させた新世代の軽量高剛性ボディ技術のこと。空力性能Cd値0.33を実現したボディデザインとの相乗効果で、優れた燃費性能を実現させている。

内外装
スポーティかつ堂々としたエクステリア
運転してみたいと感じさせるインテリア

CX-5はマツダのデザインコンセプトである、生命力と躍動感を研ぎ澄ませた造形「魂動-SOUL of MOTION」を採用した初のモデルになる。エクステリアは、力強く機能的なSUVらしさと、研ぎ澄まされた生命力、躍動感を表現。新世代のマツダデザインに共通するシグネチャーウイングにより、立体的で力強いフロントフェイスとしている。サイドビューは、プロミネントフェンダーの強いねじりとボディサイドの抑揚により、チーターの引き締まった肉体を表現したという。

インテリアは、ドライバー中心の空間かつ、SUVらしい力強さを感じさせるデザインが表現された。インストルメントパネルは質感の高いソフトな素材を採用。機能性とデザインの両方を重視し、パワーウインドウスイッチなど視点を誘導すべき箇所にサテンクロームメッキ過飾が配置されている。

後席のレッグルームは、997mmを確保することで、大人がゆったり座れる空間を確保。ラゲージルームは、2列目シート乗車時で500L、2列目を収納すると1620Lという容量が与えられている。また2列目シートにはマツダ独自のカラクリフォールド技術を採用。4:2:4の分割可倒式シートバックも取り入れることで高い実用性を手に入れている。

バリエーション
スカイアクティブ技術を採用した
ガソリン/ディーゼルユニットを用意

エンジンは、スカイアクティブ技術を採用したガソリンユニットと、ディーゼルユニットの2種類を用意。ガソリンエンジンは、車との一体感が味わえるリニアで気持ちのよいパワーフィールとSUVの中でもトップレベルの低燃費、10・15モード17.6km/Lを実現した。スカイアクティブの本領を発揮する4-2-1排気システムを初採用した2Lの直噴ユニットだ。

ディーゼルエンジンは、最大トルク420N・mによる力強く豪快な加速フィールが魅力。またハイブリッド車や軽自動車、輸入車を含む国内で販売されるSUVの中でトップの低燃費、10・15モード20.0km/Lを実現した。このディーゼルユニットは環境性能も高く、環境省による厳しい環境基準、ポスト新長期規制をNOx後処理装置なしで適合させている。この2.2Lの新世代クリーンディーゼル搭載モデルは、全モデル100%のエコカー減税対象となる。

組み合わされるトランスミッションは、2011年9月に登場したアクセラ スカイアクティブにも採用された6速ATのスカイアクティブドライブ。大幅に拡大されたロックアップ領域により、MTのようなダイレクトフィールを実現し、なおかつ燃費性能にも貢献する。また、マツダ独自のアイドリングストップシステム「i-stop」が全モデルに採用された。駆動方式は、ガソリンエンジンのエントリーグレードである20Cは、FFのみ。その他グレードは、FFと4WDから選択が可能。

価格は、前輪駆動でガソリンエンジンを搭載する「20C」の205万円から、4WDでディーゼルエンジンを搭載する「XD Lパッケージ」の319万円までとなっている。
POINT
1 デザインコンセプト
「魂動-SOUL of MOTION」の第1弾
マツダ CX-5 リアスタイル|ニューモデル速報
2 ドライバー中心の空間が
意識されたインパネ
マツダ CX-5 インパネ|ニューモデル速報
3 高い実用性が与えられた
大人がゆったり座れるリヤシート
マツダ CX-5 シート|ニューモデル速報
4 スカイアクティブ技術の
すべてが盛り込まれた
マツダ CX-5 スカイアクティブ技術|ニューモデル速報

SPECIFICATIONS

グレード 20C 20S XD XD L Package
駆動方式 FF 4WD FF 4WD
トランスミッション 6AT
全長×全幅×全高(mm) 4540×1840×1705
ホイールベース(mm) 2700
車両重量(kg) 1460 1510 1620
乗車定員(人) 5
エンジン種類 直4DOHC 直4DOHC+ターボ
総排気量(cc) 1997 2188
最高出力[kW(ps)rpm] 114(155)/6000 113(154)/6000 129(175)/4500
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 196(20.0)/4000 195(19.9)/4000 420(42.8)/2000
10・15モード燃費(km/L) 17.6 17.0 20.0 19.0
ガソリン種類/容量(L) レギュラー/56 レギュラー/58 軽油/56 軽油/58
車両本体価格(万円) 205.0 241.0 258.0 319.0
■発表日:平成24年2月16日 ■取り扱い:マツダ店、マツダアンフィニ店、マツダオートザム店