ホンダ シビック TYPE R EURO 【新型車】
カテゴリー: ホンダの新型車
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2009/11/06
待望の日本デビューを果たした
欧州育ちの運動性能が魅力のプレミアム・スポーツ
↑ボディカラーは写真のミラノレッドを含む全3色
コンセプト
エキサイティングかつ、洗練された走行性能
大人のためのプレミアム・スポーツ
欧州で販売されるシビック3ドアハッチバックが、ようやく日本逆上陸となった。現地で展開されるシリーズの内、走りの頂点にあたるモデルがこのTYPE R EUROだ。パワートレーンには、2L 自然吸気の専用エンジンが採用されている。組み合わされるトランスミッションは、レスポンスの良い6速MT。ボディは軽量化と高剛性化の両立が図られた。また、専用のサスペンションや18インチタイヤなどにより、高い動力性能を実現したという。さらに、メッシュグリル、エアロガーニッシュ、テールゲートスポイラーなど専用のエアロパーツが装備されている。大型エンジンアンダーカバーやフロアアンダーカバーなどフロア下全体の整流による空力効果にも配慮がなされている。日本には同じシビックの4ドアセダンのTYPE Rが存在するが、レーシーな4ドアとは異なり、こちらは「走る楽しさを徹底追求したスポーツモデル」に位置づけられている。
内外装
エクステリアはアスリートボディがコンセプト
大人の感性に響くインテリア
デザインコンセプトは「鍛えぬかれたアスリートボディ」。前述の空力性能とスタイリングのベストバランスが追求された。歴代スポーティモデルに施されるアイコン、TYPE Rの証しである赤いHondaエンブレムも採用される。また、専用の「CIVIC TYPE R EURO」エンブレムなど、走りのモデルをアピールする演出が各所に施されている。室内は、3本スポーク小径本革巻ステアリングホイール、アルミ製・球形シフトノブ、メタル製スポーツペダル&フットレストなどドライバーをやる気にさせる装備が採用された。専用のHonda R specシートは、ドライバーを面全体で包むように開発されている。スポーツ走行を楽しめるホールド性と長距離走行での快適性を両立するという。また、メーターパネルにも専用の「i-VTEC/REVインジケーター」を装備。これは高速走行時でも視線移動を少なく、運転に集中できるように、エンジン回転数に応じて段階的にランプを点灯させるものだ。
バリエーション
平成17年排出ガス基準を達成した、2L i-VTEC
軽量・高剛性が目指されたボディ&シャシー
2L i-VTECエンジンは、圧縮比の設定やポート表面を滑らかにするなどの工夫が施された。これら、吸排気系やバルブタイミングの最適化などにより、最高出力148kW〔201PS〕、最大トルク19.7kg・mという高回転、高出力を達成。また、乗員のストレスとなる騒音や2次振動の低減が図られた。音にも配慮がなされ、吸気系による加速エンジン音の演出と合わせて洗練された回転の伸び感を実現したという。このエンジンは平成17年排出ガス基準を達成している。さらに、ユニットには、ドライブ・バイ・ワイヤ、専用インテークマニホールドなど走りに特化した装備も追加。出力とレスポンスの両立や、実用域のトルクなどにも目が向けられている。2L i-VTECと6速MTを組み合わせたモノグレードで、価格は298万円。2010台の限定販売だ。
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