プジョー 5008【新型車】
カテゴリー: プジョーの新型車
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2013/02/22
プジョーでは初となるミドルサイズミニバン、5008が日本市場に投入された。コンセプトから見直され、このセグメントで初となるプレミアム7シーターだ。発売は2013年2月25日から
プジョー初のミドルサイズ7シーターミニバン
4桁車名を採用した最新型プジョー
プジョー5008の「5」は、プジョーのファミリーカー分野における伝統的なナンバー。現行モデルでも、ミドルサイズのセダンとステーションワゴンが508の名前を採用している。5008はミドルサイズミニバンとして日本で初めて導入された意欲作だ。
開発にあたってはミニバンのコンセプトと価値を見直し、利便性や安全性、走行性能を高レベルで兼ね備えることを追求。このクラスの新たな基準となることが目標とされた。
多彩なシートアレンジで高い利便性を獲得
5008は日本のミニバンにひけを取らない多彩なシートアレンジを実現している。最大の特徴は7つのシートがすべて独立していること。2列目の3席はすべて44cm幅と大人3人がゆったりと座れるスペースがある。それぞれ個別にスライドし、さらに、各シートはフロアにたたむことができる。シートをたためばフラットで広大なラゲージスペースを作ることもできる。
ラゲージスペースの容量は3列目を格納した状態で823L。パーセルシェルフ(トランクのトノカバー)を取り外し、天井まで荷物を積載できる状態にすると1247Lで、前述の2列目シートを折りたたむと2506Lにもなる。
高い走行性能と安全性能を両立
パワートレインはプジョーではおなじみの1.6L直噴ツインスクロールターボと6速ATの組み合わせ。ミッションは日本での走行に適したシフトパターンを採用しており、今までのミニバンとは一線を画す走行ができるという。
高い安全性能も備えられている。衝撃吸収性に優れたボディ構造はすべての乗員を守るべく設計。さらに、4つのエアバッグに加え、3列にわたって窓側に展開するカーテンエアバッグを装備している。もちろん、全席3点式シートベルトが用意される。
他にも、バックソナーやヒルスタートアシスタンス、横滑り防止装置のESCなどの安全デバイスにより、クラストップレベルの安全性能が与えられた。
装備の違いによる2モデルが用意される
モデルラインナップは装備の違いによる2グレード。ベーシックモデルの「5008 プレミアム」でも、前述の安全装備はすべて採用される。
上級の「5008 シエロ」では、さらに17インチアロイホイールやパノラミックガラスルーフ、ヘッドアップディスプレイなどの上級装備を採用。さらに、オプションでシート表皮に本革を採用したレザーパッケージや、1列目シート左右両席のヘッドレストに7インチの後部座席専用モニターを組み込んだリア・エンターテイメント・システム(ブルートゥース対応充電式ヘッドホン2個付)を採用したビデオパッケージも設定される。
価格は5008 プレミアムが300万円、5008 シエロは330万円となる。
グレード | 5008プレミアム | 5008シエロ |
駆動方式 | FF | |
トランスミッション | 6AT | |
全長×全幅×全高(mm) | 4530×1840×1645 | |
ホイールベース(mm) | 2725 | |
車両重量(kg) | 1570 | 1600 |
乗車定員(人) | 7 | |
エンジン種類 | 直4DOHC+ターボ | |
総排気量(cc) | 1598 | |
最高出力[kW(ps)rpm] | 115(156)/6000 | |
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 240(24.5)/1400-3500 | |
JC08モード燃費(km/L) | 11.7 | |
ガソリン種類/容量(L) | プレミアム/60 | |
車両本体価格(万円) | 300.0 | 330.0 |