BMW X5シリーズ【フルモデルチェンジ】
カテゴリー: BMWの新型車
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2013/11/12
スポーツアクティビティビークルという新たなセグメントに投入され人気を博したBMW X5が3代目へとフルモデルチェンジした。販売は2013年11月16日からとなる
新世代ディーゼルユニット搭載モデルも投入
卓越したドライビングダイナミクス
BMWが提唱するSAV(スポーツアクティビティビークル)とは、卓越したオフロード走行性能だけでなく、オンロードでの走行性能も際立たせたモデルのこと。
新型では、BMW独自のフルタイム4WDシステム「xDrive」を採用。電子制御システムが前後の駆動トルクを可変配分し、俊敏性と4WDならではの走行安定性を高いレベルで両立した。
サスペンションの設定は、スポーティでありながらも、より快適性が向上している。
力強くダイナミックなエクステリア
エクステリアは、逞しくワイドなフロントデザインやサイドのキャラクターライン、躍動感あふれるボディデザインによって、よりダイナミックなスタイリングとなった。
空力性能にも配慮されている。フロントホイールアーチ後方に設置されたエアブリーザーや、Dピラー後方に配置されたエアブレードなどの空力デバイスにより、クラス最高レベルのCd値0.31を実現した。
インテリアは立体的なデザインが採用されている。空間の広がりを強調するとともに、モダンで美しい室内空間が演出された。さらに、ブルー、ホワイト、オレンジの照明カラーを選択できるアンビエン・ライトによって高級感が表現されている。
また、エントリーグレードの「xDrive35d SE」を除く全車に歩行者検知機能付き「衝突回避・被害軽減ブレーキ」が標準装備されるなど、安全性能も高められている。
アクティブなxLineとスポーティなM Sportを設定
エンジンは、最高出力258psを発生する3L直6ディーゼルターボと、同306psを発生する3L直6ガソリンターボ、4.4L V8ガソリンターボの3種類が用意され、ミッションは、いずれも8速ATが組み合わされる。
ディーゼルユニットは先代モデルより出力を向上させながら、先代モデル比+25%のJC08モード13.8km/Lを実現。エコカー減税の免税対象となっている。
モデルラインナップはベーシックモデルに加え、ボディ各部にステンレスのフィニッシャーなどを追加し力強さとアクティブさを強調した「xLine」と、BMW M社によるエアロパーツや電子制御式アダプティブMサスペンションなどが装備される「M Sport」が用意される。
価格は、ディーゼルエンジンを搭載するエントリーモデルの「X5 xDrive35d SE」の792万円から、V8エンジンの最上級グレード「X5 xDrive50i M Sport」の1185万円までとなる。
グレード | X5 xDrive35d SE | X5 xDrive50i M Sport |
駆動方式 | 4WD | |
トランスミッション | 8AT | |
全長×全幅×全高(mm) | 4910×1940×1760 | 4910×1985×1760 |
ホイールベース(mm) | 2935 | |
車両重量(kg) | 2200 | 2390 |
乗車定員(人) | 5 | 7 |
エンジン種類 | 直6DOHC+ターボ | V8DOHC+ターボ |
総排気量(cc) | 2992 | 4394 |
最高出力[kW(ps)rpm] | 190(258)/4000 | 330(450)/5500 |
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 560(57.1)/1500-3000 | 650(66.3)/2000-4500 |
JC08モード燃費(km/L) | 13.8 | 8.6 |
ガソリン種類/容量(L) | 軽油/85 | プレミアム/85 |
車両本体価格(万円) | 792.0 | 1185.0 |