トヨタ ランドクルーザー200【マイナーチェンジ】
カテゴリー: トヨタの新型車
タグ:
2011/12/19
最新デバイスで、悪路走破性がさらに向上
↑ボディカラーは写真の新色、アティチュードブラックマイカを含む全7色。カラーTFTのマルチインフォメーションディスプレイが新たに採用されている
世界で最も知名度の高いSUVであり、三菱パジェロとともに1990年代のクロカン(クロスカントリー)ブームをけん引したトヨタSUVの頂点、ランドクルーザー200が、内外装の変更を含むマイナーチェンジを実施した。エクステリアでは、フロントのバンパーやグリル、フォグランプの変更に加え、プロジェクター式ヘッドランプが採用されるなど、フロントマスクが刷新された。また、リアコンビネーションランプ、サイドプロテクションモール、アルミホイールもデザインが変更されている。さらに、サイドターンランプ付きドアミラーや、雨滴センサー付きフロントオートワイパーを標準装備するなど、安全性も向上した。
インテリアには、新色シェルを含む全3色のカラーを設定。光沢のある木目調のインストルメントパネルが上質感を演出。また、視認性に優れた大型カラーTFT液晶による「マルチインフォメーションディスプレイ」をメーターパネルに採用。走行状態やタイヤ切れ角といったオフロード走行に役立つ情報をはじめ、燃費や矢印ナビなどさまざまな車両情報を表示することで、ユーザーの快適なドライビングをサポートする。
上級グレードには、冬場の運転時に役立つステアリングヒーターや、フロントシートにベンチレーション(送風)機能を。またサードシートに格納・固定をセミパワーで行える機能が追加されるなど、キング・オブ・SUVにふさわしい豪華装備が用意される。
この変更を機に、4WD車ならではの高い走破性にも磨きがかけられた。砂地/がれき/モーグル/岩石路など、走行環境に応じてスイッチ操作でトラクションやブレーキの制御を切り替える「マルチテレインセレクト」や、車載カメラの映像から周囲の路面状況を確認できる「マルチテレインモニター」が新たに採用された。
価格は2列シート5人乗り仕様のエントリーグレードであるGXの440万円から、3列8人乗りの最上級グレード、ZXの630万円までとなる。エントリーグレードは5万円の価格上昇で、最上級グレードは逆に60万円の値下げとなっている。発売は2012年1月6日から。
グレード | GX | AX Gセレクション | ZX |
駆動方式 | 4WD | ||
トランスミッション | 6AT | ||
全長×全幅×全高(mm) | 4950×1970×1880 | 4950×1970×1870 | |
ホイールベース(mm) | 2850 | ||
車両重量(kg) | 2430 | 2530 | 2690 |
乗車定員(人) | 5 | 8 | |
エンジン種類 | V8DOHC | ||
総排気量(cc) | 4608 | ||
最高出力[kW(ps)rpm] | 234(318)/5600 | ||
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 460(46.9)/3400 | ||
10・15モード燃費(km/L) | 7.1 | 6.9 | |
ガソリン種類/容量(L) | プレミアム/93 | ||
車両本体価格(万円) | 440.0 | 550.0 | 630.0 |
トヨタ ランドクルーザー200【マイナーチェンジ】/新型車速報・新車情報