「山の日」のことを考えていたら思い出した! トヨタ FJクルーザーは、いいゾ~
2017/08/09

奥多摩の山岳地帯を守る山岳警備隊に採用されたFJクルーザー
独身のフリーライターである私、ぴえいるは、昨年(2016年)から施行された祝日「山の日」に対して、複雑な気持ちを抱いています。おかげで、ただでさえお盆の関係で早めに進行しなきゃいけないものがさらに早まるし(お盆中は印刷所がお休みになるため、スケジュールが早まるのが恒例)、どこも渋滞だらけで外に出るのも面倒だし……。
そんなこんなで、なんとなく調べていたところ、近年の登山ブームもあってここ数年の年間遭難者数が3000人近くまで増えているというデータを見つけました。(「平成28年における山岳遭難の概況」という警察庁の資料です)
山の日にちなんでいろいろな山でイベントがあるみたいですが、あらためて山との付き合いかたを考えるいい機会だと思うので、山岳救助隊の話を聞けるとか、あればいいのに。と思ってググっていたら、警視庁がトヨタ FJクルーザーを山岳救助車として採用し、奥多摩で活動しているというのを知りました。人や荷物を載せる必要があるものの、急勾配や狭い山道も走らなきゃいけないという条件を満たす1台として、FJクルーザーが選ばれたのだそうです。
デザイン重視に見えるが、中身は本格派4WD

もともと北米市場向けに、開発されたFJクルーザーのベースはランドクルーザープラドです。V6 4Lエンジンや5速ATは共通ですが、プラドがフルタイム4WDなのに対して、走行性能を重視したFJクルーザーはパートタイム式4WDを採用。振動を軽減するショックアブソーバーなど細部にチューニングが施されていてオンロードでもオフロードでも良い走りをしてくれます。
そんなFJクルーザーに魅力を感じた人が並行輸入車を買って乗り始めたことから人気に火が付いて、2010年から日本市場のラインナップに加わりました。
『Rugged&Freedom ~すべてはクルマを楽しむために~』というコンセプトのもと、個性的なスタイリングや走行性能だけでなく、遊びに応える充実した装備、さらにはカスタマイズしたい人向けのアクセサリーも充実しています。
ドアは両側とも観音開きになっていたり、シルエットはクーペを意識したスタイリッシュさがあります。かと思えば、直立したフロントウインドウや丸目のヘッドランプ、フロントグリルの「TOYOTA」エンブレムなどがSUVの力強さをちゃんと感じさせてくれます。
内装も特徴的な部分がたくさんあります。まずはシート。防水・撥水素材になっています。そして、フロアはラバー素材、ラゲージは樹脂になっていてハードに使えるし掃除もラクチンです。ダッシュボードも個性的なデザインになっています。

中古車の人気も高く、原稿執筆時点でいちばんお安いもので総額225.3万円。ボリュームゾーンは総額300万円前後になってきます。新車時価格が314万~346.6万円ですから、決してお買い得感の高い車ではありません。
ですが、先述したように自分好みにカスタマイズしやすい他、山岳救助車として認められたほど車として優秀でオフロード走行も得意ですから、四季を問わずアクティブな生活を手に入れられます。きっと、他に代えられない“愛車”と呼ぶにふさわしい1台になるんじゃないでしょうか。
最近は気軽に大人数のグループでキャンプを楽しむ「グルキャン」なんていうのがトレンドみたいです。アウトドアブームもしばらく続きそうですし、山の日を機に、毎日を楽しむためのFJクルーザーを検討してみてはいかがでしょう。

▼検索条件
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