トヨタ アクア 【新型車】
カテゴリー: トヨタの新型車
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2011/12/26
次の10年を見据えた革命児
目指すは、2020年のコンパクトカー
↑ボディカラーは写真のクールソーダメタリックを含む全10色
コンセプト
ハイブリッドを多くのユーザーに
アクア(水)のように自由な広がりを
次の10年を見据え、より多くのユーザーにハイブリッドを提供すべく、コンパクトカーに革命を起こすような車像を目指して世に放たれたスモールハイブリッドがアクアだ。車名は、従来のハイブリッドカーのイメージにとらわれることなく、アクア(水)のように自由に楽しめる車となることを願って命名されたという。「2020年のコンパクトカー」をコンセプトに、量産型ハイブリッドカー開発17年間の技術と知恵を結集。世界一の低燃費と爽快な走り。使いやすく楽しいハイブリッドであること。スタイリッシュでありながら広い室内空間。求めやすい価格の4つを追求している。
内外装
エクステリアは、先進性を楽しく大胆に表現
外観からは想像できない広がり感のある室内
内外装やカラーには、「eco FUN」というデザインコンセプトが掲げられた。目指したのは、誰もが当たり前にエコカーに乗る時代に向けた、日常での嬉しさを実感できる、楽しくアクティブなハイブリッドカーだ。エクステリアは、優れた空力性能をもつトライアングルシルエットが特徴。上下に分割されたラジエターグリルをはじめとする、大胆かつ力強いフロント回りのデザイン。リアスポイラーからコンビネーションランプ、バンパーのエアロコーナーまで一体感のある構成のリアビューは、安定感や頼もしさ、優れた空力性能とキレを演出したものだという。
インテリアは、コンパクトな外見からは想像できない広い室内と、使い勝手を大切にした心地良さが特徴だ。インストルメントパネルは、水平で薄くワイドなデザインを採用。スイッチ類や特徴的なレジスターなどを黒で統一するなど、使いやすさが追求された。
装備面では、ステアリングから手を離さずに、オーディオ操作やエアコン操作が行えるステアリングスイッチや、指先がステアリングスイッチのどこに触れているのかをメーターに自動表示するタッチトレーサーディスプレイなど、プリウスに採用された先進のユーザーインターフェイスが装備されている。
バリエーション
小型化されたハイブリッドシステム
JC08モード35.4km/Lの低燃費を実現
先代プリウスに採用された1.5Lエンジンを徹底的にブラッシュアップ。クールドEGR(排出ガス再循環)システムや電動ウォーターポンプなどの最新技術を採用。小型・軽量化はもちろん、高性能化も果たされた。そのほかにも、システム全体が細部にわたって見直され、小型化が実現された。その結果、車両の重心低下、ハイブリッドユニットやエンジン/バッテリーがミッドマウント化され、優れた操縦性・走行安定性を獲得したという。新たなパワーユニットと、Cd値0.28を誇る優れた空力ボディとの組み合わせにより、燃費性能はJC08モードで35.4km/L。10・15モード燃費では40.0km/Lという世界一の低燃費を実現した。
価格は、エントリーモデルであるLの169万円から、最上級グレードであるGの185万円までとなっている。
POINT
1
優れた空力性能を実現する
トライアングルシルエット
2
デザインや色調で
インテリアの広がり感を演出
3
ひろびろ感が演出された室内
フロントシートはゆったりサイズ
4
TFT液晶による
マルチインフォメーションディスプレイ
SPECIFICATIONS
グレード | L | S | G |
駆動方式 | FF | ||
トランスミッション | CVT | ||
全長×全幅×全高(mm) | 3995×1695×1445 | ||
ホイールベース(mm) | 2550 | ||
車両重量(kg) | 1050 | 1080 | |
乗車定員(人) | 5 | ||
エンジン種類 | 直4DOHC+モーター | ||
総排気量(cc) | 1496 | ||
最高出力[kW(ps)rpm] | 54(74)/4800+45(61)/3500 | ||
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] | 111(11.3)/3600~4400+169(17.2)/0~2250 | ||
10・15モード燃費(km/L) | 40.0 | 37.0 | |
ガソリン種類/容量(L) | レギュラー/36 | ||
車両本体価格(万円) | 169.0 | 179.0 | 185.0 |
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