新型登場目前!? 今こそ現行型ジムニーを買う、史上最大のチャンスだ
2018/05/27
次期モデル登場までタイムラグが空く不思議
今年2月、約20年もの長きにわたって作られ続けてきた現行型ジムニー(JB23型)が生産終了しました。ここまで継続してきたなら、いっそのこと100年くらい作り続けて、生きる伝説と化してほしかった感はありますが、20年も頑張ったんだからモデルチェンジするのも許してあげましょう。
ところが、新型が出るとは、スズキからまだ公式にアナウンスされていないのです。
まさかのモデル消滅!? なんていううわさも一時流れましたが、世界中でこんなに愛されている車をスズキがやすやすと手放すはずありません。
新型については依然、沈黙を守ったままですが、昨年12月に「ジムニーの生産を2018年上期中に磐田工場から湖西工場に移管する」と発表。
しかし現行型の生産は2月で終わりのはず、ははーん、湖西工場で生産されるのは次期モデルってことね! と期待を持たせてくれました。
いろんな事情があるのでしょうが、新型が出るなら「出るよ!」とだけでも言ってくれたらいいのに「スズキのいけずぅ」とファンはヤキモキしていることでしょうね。
海外のスクープサイトでも、プロトタイプと思わしき車両の写真がすでにリークされていますから、近々新型が発表されることはほぼ間違いなさそうです。
人気モデルだけに中古車相場が高騰する可能性も
さて、そうなると私たちが気になるのは、中古車市場の動き。一般的には新型が出ると従来型の中古車相場は少し安くなるものですが、希に高くなる車があります。
これは新型がファンの期待に全然そぐわないものだったり、仕様向上などで新車価格が上がってしまったときなどに起きる現象。
幸いにして現段階での中古車価格はまだ高くなっていませんが、JB23ほど熱狂的なファンが多いモデルなら、新型発表のタイミングで上記のような現象が起きないとは限りません! つまり、今こそ中古でジムニーを買う最大のチャンスってこと。ジムニー買うならナウってこと!
現行型にしかない魅力がある
たとえ新型が出たとしても、従来型の方がイイって部分は絶対にあるはずです。まだ公式なニューモデル情報は一切出ていないので予想でしかありませんが、以下にJB23型ならではの長所をまとめてみました。
・遊びの自由度が高い
新型には間違いなく、軽自動車にも装着が義務化された「横滑り防止装置」が新たに装着されます。スライドするのを防いでくれる機構が予防安全上とっても有効なのは間違いありませんが、ことオフロード走行においてはあえてタイヤを滑らせたい、という場面が少なからず存在します。
生粋のオフローダーであるジムニーですから、そのあたりが配慮された設計になっていることに期待したいところだけど、実際には難しそう……。
というのもジムニーシエラにはすでに同機構が付いていますが、オフにしても30km/hで自動的にオンになってしまうなど、完全には解除できないからです(おそらく安全上の理由)。
その点、そうした姿勢制御系デバイスがほとんどないJB23型なら、純粋にオフの走りを楽しめちゃいます。遊びグルマとしてジムニーを買う方にとって、これは見逃せないポイントでしょう。
・スタイリングが超絶かわいい
新型のデザインがどうなるか、正直まったく分かりません。でもスパイショットされたプロトタイプを見ると、現行型よりもっとボクシーな形。SJ30型やJA11型といった1980年代~1990年代のモデル、あるいはメルセデス・ベンツのGクラスやランドローバー ディフェンダーをほうふつさせるスタイリングです。
もしコレに近い形で市販化されたら(ぜんぜん変わる可能性もあります、プロトタイプなので)、硬派なファンは喜びそうですが、個人的には程よく丸味があってかわいらしいデザインのJB23型が好き。
ボディの上辺、下辺が狭まったラウンドフォルムは、オフロードでルーフやサイドシルをブツけにくい、という特徴もあります。
・選択肢がとんでもなく多い
なんせ20年も生産されていたから、マイナーチェンジの回数もハンパない! 古い順に1型~10型まで性能やデザインの異なるモデルが存在するから、予算と好みに合わせて自由に選べます。
これこそ中古車ならではのメリット! それぞれの違いについては、ぜひ下記記事をご覧あれ。もちろん、中古市場全体における在庫数も膨大です。
程度の良い車が市場に出回る好機到来!
ところで現在、ディーラーでの新車販売はどうなっているかというと、今年2月以前に製造した車両の在庫のみが店頭にある状態。ボディカラーやグレード、仕様などがたまたま好みに合っていればいいけど、そうでなければお手上げ。新車だともう買えません、買えません、買えません。
と、ここで注目したいのが未登録車、走行距離がごく少ない車両(アンダー5000km)の存在。展示用、試乗用などの目的に供され、ほとんど乗られることなく中古車市場に放出された車がたくさんあるのです。ちなみにカーセンサーで走行距離5000km以下のJB23型を検索してみたところ、423台も候補が見つかりました(2018年5月15日時点)。
さんざん改良されたモデル末期だからトラブルは少ないし、コンディションは新車とほぼ同等。現行ジムニーが欲しい! と思っている方にとっては、かなり魅力的な条件ではないでしょうか?
新型登場直前(?)の今だからこそ、そうした車両が中古車市場に数多く出回っているのです。つまり今こそ、程度良好なジムニーを中古で買うチャンス! 公式な発表があってからでは、タイミングを逃しちゃうかも!
▼検索条件
スズキ ジムニー(現行型)×走行距離5000km以下×総額表示あり×修復歴なしこの記事で紹介している物件
あわせて読みたい
- 【スズキ MRワゴンの中古車を買うなら】オススメの選び方や相場、グレードなどを徹底解説
- アウトドアブームの過熱を引き金に、規格外に車内が広い車の注目度が上がる!?
- こんなご時世だからこそ欲しくなる! パーソナルモビリティの先駆け、スズキ ツイン
- 3ドアのままボディ延長、ジムニーロング登場か
- 車、バイク、アウトドア……多彩な趣味を楽しむ様子が溢れ出るガレージハウス【EDGE HOUSE】
- 令和のマー坊とでも呼んでくれ! 今こそ楽しい、スズキ マイティボーイ
- スズキ ジムニーを買うなら、いま狙うはJB23後期型!? スチャダラパーBoseがジムニー専門店へ突撃!
- 元教習指導員オススメ! 総額100万円以内で買える“脱ペーパードライバー”にぴったりなモデル【軽自動車編】
- 元教習指導員オススメ! 総額100万円以内で買える“脱ペーパードライバー”にぴったりなモデル【コンパクトカー編】
- 【日産 オッティの中古車を買うなら?】オススメの選び方や相場、グレードなどを徹底解説