▲「遊べる軽」として2014年1月に発売されて以来、売れ続けているスズキのハスラー ▲「遊べる軽」として2014年1月に発売されて以来、売れ続けているスズキのハスラー

相場の裏側に隠れた価格の変化を発見! 1~3年落ちがアツイ

今や、街で見かけない日はないスズキのハスラー。個性的なカタチと色が目を引きますが、その中古車相場に見えない変化が表れてきています。

ハスラーも登場から2年半が経ち流通量が2000台を超えてきました。相場の下落スピードは緩慢ですが、着実に中古車としてのうまみが増してきています。実際中身を見てみると、2016年式以降の物件が増えており、2015年式までの物件が減っていっています。つまり、ハスラーの平均相場は変わらないものの、2015年式までの物件価格が下がってきている状況なのです。

▲カーセンサー掲載を元にした相場情報を見ると、台数は増加傾向、平均価格はほぼ横ばいとなっています ▲カーセンサーネット掲載を元にした相場情報を見ると、台数は増加、平均価格はほぼ横ばいとなっています。しかし、その中身を見てみると……

ワゴンRとSUVのいいとこ取りを実現させたのがハスラー

すでにご存じの方も多いかとは思いますが、あらためてハスラーについて説明すると、現行型ワゴンRと同様のプラットフォームを用い、広い室内空間とラフロードでの走破性を両立した車です。つまり、SUV的なアクティブなカーライフと軽ハイトワゴンの持つ実用的なカーライフを両立できる車となっています。実際、15インチの大径タイヤを装備し、ジムニーほどではないですが悪路での走行も可能となっており、街乗りで重要な燃費はJC08モード燃費はワゴンRと同等の32km/Lを確保しています。

ちなみに、室内にもこだわっており、走破性確保のため最低地上高を確保する一方、シート高は「スッと乗り込める」おしりとの位置関係にこだわっています。アクティブな男性はもちろん、お年寄りや子供、スカートを履いた女性にとっても乗り降りしやすい高さになっています。シートアレンジは多彩で、後部座席をたためばほぼ平らなラゲージになる他、シートバックには汚れにくい素材を多用することで使い勝手を高めています。

またグレードの構成は、基本となる自然吸気エンジンにCVTを組み合わせたA、G、Xに加え、AとGには5MTが、GとXにはターボが設定されています。売れ筋を見てみると、中間グレードのGでCVT、自然吸気が人気です。エネチャージやエコクールなどの機能が付いていることと、カラーバリエーションが豊富なことが人気の決め手のようです。

▲インパネのカラーバリエーションも豊富。細部までこだわったデザインが人気の秘訣 ▲インパネのカラーバリエーションも豊富。細部までこだわったデザインが人気の秘訣
▲後部座席を倒せば、かなりのスペースが!遊べる軽の名はだてではありません ▲後部座席を倒せば、かなりのスペースが!「遊べる軽」の名はだてではありません
 

オススメのグレードはGで間違いなし! 今後も要注意

中古車でのオススメも、やはりGのCVT、自然吸気。どの年式も自然吸気にはエネチャージが付いているので、街乗りではむしろターボよりもパワーを発揮します。普段、あまり高速道路走行に乗らない方であれば、660ccでもターボなしで問題ありません。Gグレードの7月21日時点カーセンサーネットでの最安値は、2ヵ月で10万円ほど下がり総額100万円以内が出てきました。走行距離も2万km以内と状態も上々。Gグレードを選んで間違いないかと思います。

一方で台数は、全体は伸びていますが、実態を見ると2016年以降の物件が4月より300台近く増えており、その他の物件は微減。オススメのGでも同様の状況が起きています。発売からまもなく3年となり、初の車検を迎える車も増えてきているので、2015年式までの在庫も増えてくることが予想されます。やっと、中古車としても買いの時期に突入したと言ってよいでしょう。ハスラーが気になっていたという方は、注意して見ておくとよいでしょう。

▲カラーバリエーションの豊富さだけでなく、すべての色が個性的で目を引きます ▲カラーバリエーションの豊富さだけでなく、すべての色が個性的で目を引きます
text/編集部
photo/尾形和美