荷物も遊びもいっぱい積める「4ナンバー」軽自動車! ホンダ N-VANデビュー
2018/07/14
▲一見N-BOXに見えるこの車。実は全く方向性の違った1台なのです仕事も遊びも全力で楽しめる新発想の軽バン「N-VAN」を解説!!
2018年7月13日にホンダの新しい軽貨物自動車の「N-VAN」がデビューしました。
見た目は同社の軽乗用車「N-BOX」にそっくりですが、その名の「VAN」のとおり、こちらは4ナンバー小型貨物車の「バン」です。
さていったいこの「N-VAN」ですが一体どんな車なのか、まずは概要から解説します。
最大の特徴は、バンならではの積載量の多さです。パッと見た感じはN-BOX同じ。しかし比較にならないくらい、多くの荷物を積むことができます。
後席、助手席ともにフラットになることで、積載量は軽貨物車トップクラス。380mm×310mm×280mmの大きさの段ボール箱が71個、ビールケースなら40個も積めます。なおかつ室内高が1365mmと高いので、室内に人が入って荷物を整理する、なんてことも楽々!
また、軽バン初となる助手席側のBピラーがない構造なので、ハシゴなどの長物も簡単に積み込むことができます。
そして荷室内をアレンジできるオプションが多彩なため、大工さんや水道屋さん、足場屋さんなど様々な業種に対応できるようになっています。
そしてその広さ、使い勝手を生かして遊びの幅まで広がってしまう何とも欲張りな1台なのです!
次に、そんなN-VANを写真を交えて解説します。
こちらはスタンダードモデルの「L」。最廉価モデルは「G」というグレードですが、こちらは高機能のエアコンフィルターや電動格納ミラーなどを装備しているちょっといいグレードです
こちらはスタンダードモデルに丸型のヘッドライトやスタイリッシュなバンパーなどを加えた「+STYLE FUN」
同じくスタンダードモデルをスタイリッシュにした「+STYLE COOL」。FUNと大きく異なる点は、屋根がロールーフになることとヘッドライトのデザインです。ちなみに+STYLEにはターボエンジンを搭載したモデルも存在します
助手席と2列目のスライドドアを開けると幅1580mmの開口部が現れます
助手席、2列目は床面に格納されるように倒れます。このように広くてフラットなスペースに早変わり。オレンジ色の部分は、シートを格納するときに使用するレバーで、わかりやすいようにオレンジ色になっています
助手席側の最大荷室長は2635mm(一部2560mmのグレード有)。仕事で使う板やパイプ、遊びのシーンではサーフボードやスノーボードなども余裕で積めてしまいます
こんなふうにバイクだって余裕で飲み込んでしまいます
固定に使うフックも助手席足元や荷室フロアに8個装備されています
助手席のシートはリクライニング機構は持つものの前後スライドはしません。2列目シートは両方なし。薄く畳むことを優先にしているのでシートは薄めにできています。座り心地は乗用車と比べると悪く、常に4人乗って移動するようなファミリーはちょっときついかもしれません
ターボなしモデルにはMT設定があり、なんと軽バン初の6速MTを採用しています。S660をベースにしたミッションで、重い荷物を載せても駆動力を確保し、高速走行時の静粛性が高い作りになっています【SPECIFICATIONS】
■グレード:G・L・+STYLE FUN・COOL ■乗車定員:4名
■エンジン種類:直列3気筒DOHC ■総排気量:658cc
■最高出力:39(53)6800 [kW(ps)/rpm]
■最大トルク:64(6.5)/4800[N・m(kgf・m)/rpm]
■駆動方式:2WD・4WD ■トランスミッション:CVT・6MT
■全長x全幅x全高:3395 x 1475 x 1850~1960(mm) ■ホイールベース:2520mm
■ガソリン種類/容量:レギュラー/25~27(L)
■JC08モード燃費:17.6~23.8(㎞/L)
■車両価格:126.792万円~169.128万円(税込)
■グレード:+STYLE FUN ターボ・COOL ターボ ■乗車定員:4名
■エンジン種類:直列3気筒DOHC+ターボ ■総排気量:658cc
■最高出力:47(64)6000 [kW(ps)/rpm]
■最大トルク:104(10.6)/2600[N・m(kgf・m)/rpm]
■駆動方式:2WD・4WD ■トランスミッション:CVT
■全長x全幅x全高:3395 x 1475 x 1850~1960(mm) ■ホイールベース:2520mm
■ガソリン種類/容量:レギュラー/25~27(L)
■JC08モード燃費:21.2~23.6(㎞/L)
■車両価格:166.86万円~179.928万円(税込)
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