無給油の旅! ガソリン満タンでどこまで行けるのか!? CX-3でマツダ広島本社へ向かってガチ検証!
2018/03/10
気になったら試さずにはいられない!
「燃費って、ガソリンエンジンでも十分なのでは?」
皆さんこんにちは。編集部のてんちょ~です。燃費のいい車は好きですか? 僕は大好きです。
「燃費のいい車」と聞くと、思い浮かぶのはハイブリッド車やディーゼル車などですよね。燃費という表現だと語弊がありますが、電気自動車を想像する人もいるかもしれません。
今や燃費のよさは、車を買うときの重要な選択ポイント。各社、性能を上げるために必死で改良を重ね、激しく競い合っています。
そこでふと思ったのが「ハイブリッド/ディーゼル車=燃費がいい」「ガソリン車=燃費がよくない」ということになるのか? ということ。
確かにハイブリッド車に比べるとガソリン車の燃費は劣りますが「ほんと燃費悪いのよねウチの車! もうやってられない!!」ってほどではないはずです。
今回の企画で乗った、マツダのCX-3を例に挙げます。
2015年のデビュー時には、25.0km/L(JC08モード燃費)の1.5Lディーゼルエンジンのみだったのですが、2017年には、17.0km/L(JC08モード燃費)の2.0Lガソリンエンジンを追加しました。
「わざわざ燃費が悪いモデルをなんで後から……」とも思いましたが、車両価格は30万円ほどガソリン車の方が安いのです。
つまり「燃費は悪くはなるけど、手が出しやすくなった」ということになります。
「いやいやL当たり8kmの差は大きいよ!」と思うかもしれませんが、タンク容量が48Lなので、計算すると、816kmも走れることになります!! これって、ちょうど東京から広島までいけるくらいの距離です。
しかも執筆時点のレギュラーガソリンの全国平均額は約145円/Lですので、満タンで約7000円。この金額で800km以上走れて、車の価格も30万円安い……。
30万円ということは、上記ガソリン価格で考えると2,068Lに相当します。17.0km/L(JC08モード燃費)なら、距離にして約35,000㎞分です。
ガソリン車を買って、ディーゼル車よりもお得に乗れるであろう期間は、年に1万㎞走る人なら3.5年、5,000㎞くらいしか乗らないような人なら7年、3,000㎞なら……10年以上!!(※あくまでも車両価格の差額だけで考えれば、という話です)
そう思うとどうでしょう? 日常の使用用途によっては、ガソリン車でも十分に経済的だと思うのです。
しかし、これはあくまで計算上の話。実際に走れなければ意味がありません。
「じゃあ実際に走るか確かめましょ!」ということでマツダ CX-3が、ガソリン満タン&無給油でどこまでいけるのか検証します。
CX-3を選んだのは、計算上、ちょうどたどり着く圏内に、広島県にあるマツダの本社があったから、ただそれだけです。さあそれでは東京 → 広島の旅がスタートします! CX-3にとっては里帰りですね!
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