使うほどに愛着が湧いてくる、丈夫なバンと手作りの家具たち【遊戯三昧】
2017/04/20
カーセンサー本誌にて、車を自由に使いこなす遊びの達人たちを特集した連載「俺たち遊戯三昧」からの転載。 今回は茨木一綺さんが乗りこなす、シボレー エクスプレスに注目!

いい木材が減っているからこそ大事にしたい
フィールドに緑があふれ、生き物たちが活発に動き回るこれからの季節、バーベキューやキャンプ、川遊びの計画を立てている人も多いことだろう。アウトドアで快適に過ごすには道具が必要だが、一から揃えるのは大変。そんなときは、家で使っているものを上手に活用しよう。むしろその方が楽だし、失敗も少ない。そうして日常の延長でアウトドアを楽しめるようなスタイルが確立できれば、しめたものだ。自然を愛する茨木一家のように……。
「僕が手掛ける『シエルブルー』の家具は、素材や質感、仕上げ、雰囲気にいたるまで徹底的にこだわっています。アウトドアはもちろん、家庭でも使っていただけるお客様が多いですね」(一綺さん)

一綺さんが家具作りを始めたのは、出身地の岡山に住んでいたときだった。
「趣味で私が実家を使ったカフェをやっていて、そこで使う家具を作ってもらったのが始まりです」(実加さん)
アメリカ車の専門店でメカニックを務めていた一綺さんの作る家具は評判を呼び、やがてそれが本業になっていく。「自分が使いたいと思うものを作っていただけなんですけどね」という家具は軽く丈夫で運びやすく、フィールドの景色にも馴染む。
「素材は主にホワイトアッシュを使っています。しなりがあって割れにくく、それでいて丈夫なので、様々な使い方をする家具には最適なんです」(一綺さん)
近年、ホワイトアッシュをはじめとする良質な広葉樹は世界的に減っている。だからこそ長く使えるようにしたいと、一綺さんは語る。そして愛車のシボレーも元来頑丈なうえ、しっかりと整備しているおかげで大きな故障もなく、仕事や旅で活躍中だ。
「家族5人で岡山に帰省するときは、途中で車中泊をしながらのんびりと走ります。全員が横向きで寝られる広さは、アメリカ車ならでは」(一綺さん)


いずれは外装をサンドベージュとクリームの2トーンに塗り替えたいという主の下で、シボレーは温もりあふれる家具とともに無二の道具に“育って”いくだろう。

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