初キャンピングカーはレンタルで楽しむ!~体験レポート~【前編】
2017/04/20
キャンピングカーに乗ってキャンプに行ってみたい、と思っている方も多いのでは?
しかし、キャンピングカーを買うのは高いし、何かと手間がかかりそうだと懸念されていませんか?
そんなときにオススメなのが、レンタルキャンピングカー。そう、キャンピングカーも通常のレンタカーと同じく、レンタルすることができます。「でも借り方や、どこに行けばいいかわからない!」そんな方のために! キャンピングカー初心者の編集部でキャンピングカーをレンタル、1泊2日のキャンプを体験してきましたので、レポートします。
まずは車を借りる場所を決める!
キャンピングカーをレンタルする場合は、まずキャンピングカーを取り扱い、レンタル可能なお店から決めます。ネットで「キャンピングカー レンタル」で検索すると関東だけでも50件以上、思っていたより数多くの店舗が存在します。
これならご自宅から比較的に近い場所で探すこともできそうです。
借りられる車の種類や料金も様々ありますが、今回はその中から比較的にオフィスから近い場所に店舗を構え、取り扱い車種も豊富な、フジカーズジャパン江戸川店にお願いしました。
キャンプ場を選択しよう!
キャンピングカーを使用したキャンプは通常のキャンプ場とは異なります。通常のキャンプの場合は、テントを張るスペースがあれば大丈夫ですが、キャンピングカーの場合は車がそのテントになりますので、乗り入れるスペースが必要にまります。また、後に触れますが、キャンピングカー特有の対応ができるかどうかが重要になってきます。
適した環境が整っている施設を「オートキャンプ場」といい、全国にいくつもありますので、旅行してみたかった土地などをベースに選択するといいでしょう。今回は都心からわずか1時間で行ける茨城県つくば市にある「フォンテーヌの森」に決定しました。キャンプのときに気になる「お風呂(有料)」も施設内に設置されていますので心配ありません。
事前に用意するもの
キャンプをするとなると、コンロや寝具などいろいろなアウトドアグッズを買いそろえなければ……と、筆者は思っておりましたが実際はほとんど用意をしませんでした。キャンプに必要と思われる用品のほとんどはレンタカーショップやオートキャンプ場でレンタルが可能なんです。持って行ったものといえば編集部にあった、折り畳みの椅子とテーブルくらいです。強いて言えば、夜は想像以上に暗くなりますので懐中電灯は必要になります。
今回お借りした車種
キャンンピングカーには様々な種類があり、軽自動車をベースにした小さい部類に入る「軽キャンパー」から送迎に使われるようなバスをベースにした大きい部類の「バスコンバージョン」までいろいろです。それぞれ車に乗って移動できる人数と、1車両で大人子供が何人ずつ就寝可能なのか異なるので、使用人数に関しては事前にはっきりと決めたうえで車両を選択した方がよいでしょう。
編集部ではトラックをベースとした大型タイプの「クレソン」中型タイプの「アミティ」ハイエースをベースにした「フォックスDi」の3台をチョイスしました。
■クレソン:2トントラックをベースに、シェルと呼ばれる居住空間を架装したキャブコンバージョンといわれるタイプ。7人乗車、6人就寝可能。
■アミティ:1トントラックをベースにしたキャブコンバージョン。クレソンと同じく7人乗車、6人就寝可能だが、江戸川店の場合、こちらの車両はペットも同乗可能。
■フォックスDi:トヨタ ハイエースをベースにしたバンコンバージョンといわれるタイプ。7人乗車可能だが就寝人数は大人、子供2名ずつとなります。
レンタルの方法は、フジーカーズジャパンさんのホームページから、普通のレンタカーを借りるように申し込みができます。ページ最下部にリンクがありますので、詳しい店舗情報やレンタル車両についてはホームページでぜひ確認してみてください。「いまいち大きさがわからなくて、どれを借りてよいか?」と不安な方は、フジカーズジャパンさんの場合、事前に申し込みが必要になりますが車両を見学することも可能ですので、ピッタリの1台が見つかるはずです。
車も場所も決まり、いよいよキャンプ当日
それでは早速キャンプへ出発しましょう。まずレンタカーを受け取りに店舗へ向かいます。この際の移動はマイカーでOKで、貸出店舗で預かってもらうことが可能です。レンタル会社により条件が異なりますのでマイカーで向かう方は事前に確認しておきましょう。
店舗に到着し、契約書に必要事項の記入、料金のお支払いを済ませます。ここまでは通常のレンタカーと同じですが、まるでお家がそのまま動いているように、電気の設備や水道回りの設備がついたキャンピングカーを扱うには操作方法に説明を受ける必要があります。スタッフの方が設備の使い方、コツなどを資料とともにわかりやすく説明してくれるので、初めてでも不安なく使用できます。
説明を受け終え、いよいよキャンプ場に出発です。筆者はクレソンの運転でした。トラックがベースの大きい車体はさぞ運転しづらいと思っていましたが、箱形のまっすぐなボディですので、車両の幅さえ慣れてしまえばなんてことありませんでした。また、高さも運転する際に気になるところですが、運転席から見やすい位置に車両の寸法が記載されているので、高架下などの高さ制限がある場所でも通れるかどうか、すぐ確認することができます。
※次回、初めてのキャンピングカーでも楽しめる!~編集部体験レポート~【後編】はキャンプ場に到着したところからお届けします。ご期待ください!
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