レクサスのパーソナルクーペ、LCが2016デトロイトショーでワールドデビュー
2015/12/14

オープンボディの存在をキャッチ
ホンダがNSXを、マツダがロータリースポーツの開発続行を宣言するなど、国産ブランドのラージスポーツ&スペシャリティ分野がにわかに騒がしくなってきた。トヨタもレクサス向けのラグジュアリィ2ドアを開発しており、デビューが近づいている。
レクサス LCと名付けられる予定のラグジュアリィ2ドアクーペだが、2016年1月のデトロイトショーでアンベールされる予定だ。

2012年のパリショーで公開されたコンセプトモデル同様、市販版もロングノーズとコンパクトなキャビンを有する。中でも目を引くのはノーズで、スピンドルグリルが備わっているであろう先端は大きくスラントしていると思われる。
LCには、トヨタの次世代プラットフォーム(および、車づくりや仕事の進め方の方針を含む)、TNGA初のFRシャーシが用いられる。現行GSでFRプラットフォームが大幅改良されたにも関わらず、このコンポーネントは短命に終わる模様。LCからオールニューのFRシャーシが採用される。
パワートレインには、5L V8のNAと、3.5L V6ハイブリッドの2種類が用意され、前者にはアイシンAWが手掛ける10速ATが組み合わされるようだ。参考までに、V8モデルはLC500、V6ハイブリッドはLC500hと命名される予定。
もちろん、いちだんと運動性能に磨きがかかったFスポーツもラインナップ。専用フロントグリルや可動式リアスポイラー、21インチのタイヤ&ホイール、専用サスペンション、強化ブレーキが採用され、インテリアには、スポーツシート、専用ステアリング&メーターパネルなどが装備される。
オープンモデルはクーペ発売から3年後に登場予定
先述のとおり、今回スクープ班はオープン仕様の存在もキャッチした。こちらは、クーペ発売から3年が経過する2019年11月に現れる見込みだ。
開発の実務はトヨタではなく、グループ会社のトヨタ車体とアイシン精機が請け負っている。どちらもボディ構造に関するノウハウを持っており、後者はサンルーフを手掛けていて、可動部分の密閉技術においても一日の長がある。クーペと並んでこちらの開発状況も見守っていこう。
※2015年12月14日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
【SPECIFICATIONS】
■予想発表時期(国内発表、クーペ):2016年11月
■全長x全幅x全高:4700x1920x1350(mm)
■搭載エンジン:3.5L V6+モーター、5L V8
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
【試乗】新型メルセデスAMG G63|改良により心地よさという価値が付加された新たなGクラス
【試乗】新型メルセデス・ベンツ Gクラス EQテクノロジー|電気の力でよりスポーティに、より高級に
令和のデートカー5選|現在のオススメをZ世代が紹介!プレリュード復活予定の2025年に選ばれるのはどのモデル?
マツダ RX-8の魅力は速さじゃない!? 中谷明彦とZ世代モータージャーナリストが、ロータリーエンジン搭載スポーツカーの魅力に迫る【カーセンサー中谷塾】#4
新型ボルボ XC90の新車価格1019万円に絶望した人に贈る「半額500万円で買えるコレ、代わりにどうですか?」5選
トヨタ スープラ(A90型)生産終了の発表に絶望した人に贈る「代わりコレ、新車在庫がなくなったときに備えてどうですか?」5選
【海外試乗】新型 フェラーリ 296 スペチアーレ|こだわったのはドライビングファン! エレガントさを残したハイブリッドスーパースポーツの高性能モデル
今絶対乗っておくべき「マルチシリンダー・大排気量・自然吸気」のMTという絶滅寸前モデル5選!!
NA型 ユーノスロードスター は速くないけど楽しい車! 中谷明彦も思わず欲しいと唸る、その魅力は?【カーセンサー中谷塾】#3
ケンドリック・ラマーの愛車 ビュイック GNXの中古車流通“0台”に絶望した人に贈る「このイケてる車、グラミー受賞ラッパー愛車モデルの代わりにどうですか?」5選