▲ホンダ S660が4月2日(木)に発売されます! なお、カラーは「プレミアムスターホワイト・パール」「プレミアムミスティックナイト・パール」「アドミラルグレー・メタリック」「プレミアムビーチブルー・パール」「カーニバルイエローII」「フレームレッド」の全6色。S660 CONCEPT EDITIONはプレミアムスターホワイト・パールのみ ▲ホンダ S660が4月2日(木)に発売されます! なお、カラーは「プレミアムスターホワイト・パール」「プレミアムミスティックナイト・パール」「アドミラルグレー・メタリック」「プレミアムビーチブルー・パール」「カーニバルイエローII」「フレームレッド」の全6色。S660 CONCEPT EDITIONはプレミアムスターホワイト・パールのみ

ホンダの軽ミッドシップオープンカーが約19年ぶりにデビュー!

2015年3月30日(月)、ホンダ S660が発表されました。発売は4月2日(木)です。気になる価格はベーシックグレードの「β」が198万円、ハイグレードの「α」が218万円(税込)、そして発売を記念した特別限定車のα CONCEPT EDITION」が238万円(税込)。ミッションはMTとCVT+パドルシフトが用意されますが、どちらを選んでも価格差はありません。

S660は東京モーターショー2013にコンセプトモデルとして登場。ホンダの軽ミッドシップオープンは、1996年に生産中止されたホンダ ビートぶりでしたので、大きな話題となりました。

開発のキーワードは「Heart Beat Sport」。「走る喜び」を目指した車だそうです。高剛性と軽量化を両立したボディや、新設計のターボチャージャー、スムーズなコーナリングの手助けをする電子制御システム「アジャイルハンドリングアシスト」の採用など、とにかくトピックのつきないS660を写真でチェックしていきます。

▲エクステリアは「ENERGETIC BULLET」がデザインコンセプト。ロー&ワイドでタイヤが四隅でしっかりと踏ん張っているスタイルとなっています。なお、フロントマスクは、フィットやグレイスなどにも採用された「ソリッドウイング・フェイス」がデザインモチーフとしています ▲エクステリアは「ENERGETIC BULLET」がデザインコンセプト。ロー&ワイドでタイヤが四隅でしっかりと踏ん張っているスタイルとなっています。なお、フロントマスクは、フィットやグレイスなどにも採用された「ソリッドウイング・フェイス」がデザインモチーフとしています
▲リアもフロント同様、ワイドさを感じさせるデザインとなっています。特徴的なのはサイドまで回り込んだリアコンビネーションランプとブラックのロールバー。スポーティな雰囲気を醸し出していますね ▲リアもフロント同様、ワイドさを感じさせるデザインとなっています。特徴的なのはサイドまで回り込んだリアコンビネーションランプとブラックのロールバー。スポーティな雰囲気を醸し出していますね
▲ボディは全長が3395mm、全幅が1475mm、全高が1180mmと非常にコンパクト。エンジンがミッドシップされているので、ボディ中央にキャビンが配置されています。また、クローズド時でもスタイリッシュなワンモーションフォルムになるよう、フロントガラスからロールバーまでのラインにこだわったそうです ▲ボディは全長が3395mm、全幅が1475mm、全高が1180mmと非常にコンパクト。エンジンがミッドシップされているので、ボディ中央にキャビンが配置されています。また、クローズド時でもスタイリッシュなワンモーションフォルムになるよう、フロントガラスからロールバーまでのラインにこだわったそうです
▲オープン時はこんな感じです。ソフトトップは脱着式で、簡単に取り外すことが可能です。さらに、「常に空が見えていることが重要である」と考えて、アイポイントとルーフレールの位置関係もかなり工夫したそうで、S2000なみの距離を確保。開放的な視界となっています ▲オープン時はこんな感じです。ソフトトップは脱着式で、簡単に取り外すことが可能です。さらに、「常に空が見えていることが重要である」と考えて、アイポイントとルーフレールの位置関係もかなり工夫したそうで、S2000なみの距離を確保。開放的な視界となっています
▲インテリアは黒を基調に赤をアクセントとしたスポーティなデザイン。本革巻きのステアリングホイールやタコメーター付き三連メーターなどが、走りの良さを感じさせてくれます ▲エンジンは、Nシリーズで採用された直3DOHCターボがベース。新設計のターボチャージャーが採用され、レスポンスが高められています。組み合わされるミッションは軽自動車で初(ホンダ調べ)となる6MTと、パドルシフト付きのCVT。CVTには「SPORTモード」と「DEFAULTモード」が設定されています
▲ミッドシップなので、エンジンは後方に配置。で、空いたフロントにはユーティリティボックスが設置されています。最大積載10kgですので、荷物を入れるのは難しいでしょうが、取り外したルーフなどは収納できます ▲ミッドシップなので、エンジンは後方に配置。で、空いたフロントにはユーティリティボックスが設置されています。最大積載10kgですので、荷物を入れるのは難しいでしょうが、取り外したルーフなどは収納できます
▲フロントは15インチ、リアは16インチ。タイヤはフロントが165/55R15 75V、リアが195/45R16 80Wを装着。前後異径なことで、グリップのバランスが最適化され、コーナリングがより安定しました ▲フロントは15インチ、リアは16インチ。タイヤはフロントが165/55R15 75V、リアが195/45R16 80Wを装着。前後異径なことで、グリップのバランスが最適化され、コーナリングがより安定しました
▲グレードによってアルミホイールのデザインが異なります。前述の写真がβで、こちらがα。よりシャープなデザインとなっています ▲グレードによってアルミホイールのデザインが異なります。前述の写真がβで、こちらがα。よりシャープなデザインとなっています
▲インテリアでは、走るための空間として「直感的に操作できること」を追求したそうです。新開発のステアリングはホンダ市販車の中で最小径であり、形状も握りやすいようデザインされています ▲インテリアでは、走るための空間として「直感的に操作できること」を追求したそうです。新開発のステアリングはホンダ市販車の中で最小径であり、形状も握りやすいようデザインされています
▲メーターも必要な情報を読み取りやすいようデザインされています。中央にデジタルスピードメーター、その周囲にアナログタコメーターが配置され、機能的なレイアウトになっています
▲メーターも必要な情報を読み取りやすいようデザインされています。中央にデジタルスピードメーター、その周囲にアナログタコメーターが配置され、機能的なレイアウトになっています
▲メーカーオプションであるセンターディスプレイ(スマートフォン連携ナビ対応)は非常に独特。前後左右に生じるGやアクセル、ブレーキの踏み具合を表示する「Gメーター」を備え、走る楽しさもサポートしてくれます ▲メーカーオプションであるセンターディスプレイ(スマートフォン連携ナビ対応)は非常に独特。前後左右に生じるGやアクセル、ブレーキの踏み具合を表示する「Gメーター」を備え、走る楽しさもサポートしてくれます
▲シートはホールド性とフィット感を高めたスポーツシートを採用。さらに、ヒップポイントが低く、かつヒップポイントからペダルまでの間隔が長いので、ペダルを前に踏み込む姿勢を自然ととれるようデザインされています。結果、スピードを感じることができるだけでなく、いわゆる“ゴーカート感覚”も味わえます ▲シートはホールド性とフィット感を高めたスポーツシートを採用。さらに、ヒップポイントが低く、かつヒップポイントからペダルまでの間隔が長いので、ペダルを前に踏み込む姿勢を自然ととれるようデザインされています。結果、スピードを感じることができるだけでなく、いわゆる“ゴーカート感覚”も味わえます
▲シートもグレードによって異なります。βはメッシュ×ファブリックで、カラーはブラックのみ。αは本革×ラックス スェードで、カラーはライトグレー×ダークグレーまたはブラック。なお、ライトグレーとダークグレーの組み合わせはボディカラーがプレミアムスターホワイト・パールの場合のみ選択できます ▲シートもグレードによって異なります。βはメッシュ×ファブリックで、カラーはブラックのみ。αは本革×ラックス スェードで、カラーはライトグレー×ダークグレーまたはブラック。なお、ライトグレーとダークグレーの組み合わせはボディカラーがプレミアムスターホワイト・パールの場合のみ選択できます
▲S660では「曲がる楽しさ」を追求。MRレイアウトの採用に始まり、シャシーや足回りなどにもこだわり、らにレジェンドでも導入された「アジャイルハンドリングアシスト」なども装備。より応答性と安定性が増し、非常に優れたコーナリング性能となりました ▲S660では「曲がる楽しさ」を追求。MRレイアウトの採用に始まり、シャシーや足回りなどにもこだわり、さらにレジェンドでも導入された「アジャイルハンドリングアシスト」なども装備。より応答性と安定性が増し、非常に優れたコーナリング性能となりました

【SPECIFICATIONS】
■グレード:α ■乗車定員:2名
■エンジン種類:直3DOHCターボ ■総排気量:658cc
■最高出力:47(64)/6000[kW(ps)/rpm]
■最大トルク:104(10.6)/2600[N・m(kgf・m)/rpm]
■駆動方式:MR ■トランスミッション:CVT
■全長×全幅×全高:3395×1475×1180(mm) ■ホイールベース:2285mm
■車両重量:850kg
■JC08モード燃費:24.2km/L
■車両本体価格:218万円(税込)

■グレード:β ■乗車定員:2名
■エンジン種類:直3DOHCターボ ■総排気量:658cc
■最高出力:47(64)/6000[kW(ps)/rpm]
■最大トルク:104(10.6)/2600[N・m(kgf・m)/rpm]
■駆動方式:MR ■トランスミッション:MT
■全長×全幅×全高:3395×1475×1180(mm) ■ホイールベース:2285mm
■車両重量:830kg
■JC08モード燃費:21.2km/L
■車両本体価格:198万円(税込)

text/たけだたけし(編集部) photo/尾形和美